痛くない業務用脱毛機でも脱毛効果の高い機器はあり、導入にはさまざまなメリットがあります。
この記事では、痛みの少ない業務用脱毛機導入のメリットや選び方などについて詳しく解説します。
痛みの少ない業務用脱毛機は効果がある?
結論からいうと、最近では痛みが少なくても効果の高い脱毛機が増えてきています。
脱毛での痛みは、光の照射時に発生する熱が原因で、照射時に毛根だけでなく肌でも発生することにより、痛みが発生します。
この痛みは出力が高くなればなるほど、痛みが発生しやすくなるため、痛みが弱い=効果がでにくいと思っている方もいるのが現状です。
しかし、最近では効率的な光の照射や照射と同時に肌を冷やし痛みを和らげる冷却機能の性能アップにより、痛みをあまり感じずに効果の高い脱毛が実現できるようになっています。
痛みの少ない業務用脱毛機を導入するメリット
痛みが気になるという人も多い脱毛業界で、痛みの少ない業務用脱毛機の導入はさまざまなメリットがあります。
ここでは、痛みの少ない業務用脱毛機を導入するメリットを以下の2点から詳しく解説します。
- 顧客満足度が向上する
- 評判・口コミがよくなる
顧客満足度が向上する
1つ目のメリットは、顧客満足度が向上することです。
先ほども挙げた通り、ユーザーの多くが「脱毛は痛みがないと効果がでない」と思っています。
実際に従来の機器は痛みが強く、痛みに耐えきれず途中で施術をやめてしまったり、肌のトラブルになってしまったりという人も少なくありません。
痛みの少ない脱毛機を導入すれば、従来の機器では諦めていたお客様も、痛みなく高い効果を実感してもらえるため、顧客満足度の向上に大きく貢献してくれるでしょう。
評判・口コミがよくなる
2つ目のメリットは、評判・口コミがよくなることです。
痛みが少なく効果の高い施術が実現できれば、顧客満足だけでなく「痛みが少なく効果のある脱毛ができた」という口コミが広がります。
インターネットでの評価の高い口コミは、それだけで大きな宣伝効果につながるでしょう。
とくに小規模なサロンでは大々的な広告を打つのも難しく、口コミによる宣伝効果は経営に大きく影響します。
痛みの少ない脱毛機の導入によって、いい口コミが増えることで集客につながる点は、大きなメリットといえるでしょう。
業務用脱毛機で痛みを感じる理由
業務用脱毛機で痛みを感じる理由は、脱毛機の施術の仕組みにあります。
脱毛機の主流である光脱毛機は、毛の持つメラミン色素に反応する光を照射することで熱を発生させ、発毛の働きを抑制させる仕組みです。
そのため、おおむね60~80度程度の熱が発生します。
この際、毛だけでなく肌に熱を感じたりすることで、痛みを感じる可能性があるのです。
一般的には照射の出力が高ければ高いほど、痛みを感じやすくなるといわれています。
痛みは施術法・部位・その人の肌によって異なる
脱毛に伴う痛みの加減は、施術法や部位、その人の肌によって異なります。
ここでは、痛みの違いについて、以下の3つの要因から詳しく解説します。
- 施術方法による痛みの違い
- 部位による痛みの違い
- 肌による痛みの違い
施術方法による痛みの違い
1つ目の違いは、施術方法による痛みの違いです。
脱毛には大きく分けて、以下の3つの方法があります。
- 光脱毛
- 医療脱毛
- ニードル脱毛
光脱毛
光脱毛は、脱毛したい箇所に光をあてて毛根に熱を与えることで、脱毛する方法です。
毛に含まれるメラミン色素に反応して熱を発生する光を照射するため、熱の発生時に痛みを感じることがあります。
光脱毛であてる光の出力は他の脱毛に比べて低いため、それに比例して痛みも少ないのが特徴です。
一方で、濃い毛の場合や、乾燥している・日焼けしているなどの肌のコンディションによっては痛みが強くなる場合もあります。
医療脱毛
医療脱毛とは、医療行為として行われる脱毛方法で、単一波長のレーザーを肌に照射することで脱毛する方法です。
光脱毛よりも照射される光が強く、その分痛みを感じることが多くなります。
そのため、医療脱毛は国家資格を保有する医師や看護師のみが施術できる脱毛方法です。
ニードル脱毛
ニードル脱毛とは、細い針を毛穴に挿入し、電流を流すことで毛根にダメージを与え、永久脱毛する脱毛方法です。
一つひとつの毛穴に針を直接挿入する方法のため、光脱毛やレーザー脱毛に比べても強い痛みを伴います。
どうしても痛みに耐えられないという人には、麻酔クリームや局所麻酔を使用することもできます。
部位による痛みの違い
脱毛の施術による痛みは、部位によっても異なります。
とくにVIOや脇の脱毛に、強い痛みを感じる人が多いようです。
どちらも、皮膚が薄くデリケートな部分であり、神経や血管が集中していることが原因です。
また、どちらも毛が密集していたり毛質が太く濃かったりすることが多く、一気に多くの毛が光に反応することも、痛みが強い原因になっています。
肌による痛みの違い
肌の性質によっても、感じる痛みには差があります。たとえば敏感肌の人は、肌のバリア機能が弱く痛みを感じやすくなります。
また、肌の色が黒い人や毛深い人も照射する光に対する反応が強くなるため、痛みを感じやすくなります。
このように肌の状態によっても痛みが異なるので、お客様の肌の状態に合わせた施術が必要となるでしょう。
痛みの少ない業務用脱毛機の選び方
痛みの少ない業務用脱毛機は、以下の点に注目して選ぶといいでしょう。
- 施術方法
- マシンの冷却機能の有無
- マシンの操作性
痛みの少ない脱毛施術は、顧客満足度の向上やいい口コミの増加などメリットの大きいものです。
この項を参考に、自サロンに最適な業務用脱毛機を選んでください。
施術方法で選ぶ
1つ目の選び方は、施術方法で選ぶ方法です。
光脱毛には大きく分けて「IPL」「SHR」「SSC」「HHR」の4種類があり、それぞれ効果が痛みの感じ方が異なります。
中でもSHR脱毛方式が、痛みを一番感じにくい脱毛方式です。
発毛の指令を出す細胞に低い温度の熱を蓄熱し、ダメージを与える方法のため、他の脱毛方式に比べて痛みを抑えられます。
マシンの冷却機能があるかで選ぶ
2つ目の選び方は、マシンの冷却機能で選ぶ方法です。
マシンの冷却装置には、肌を冷やすことで脱毛の痛みを軽減する機能があります。
やけどの防止にもなるため、安全性の面でも非常に重要な機能です。
冷却機能のない業務用脱毛機の場合は、別に専用の保冷剤などを用意する必要があります。
マシンの操作性で選ぶ
3つ目の選び方は、マシンの操作性です。
脱毛施術時の痛みの度合いは、業務用脱毛機の性能や脱毛方法によって大きく変わります。
しかし、どのような高性能な機械でも施術するのは結局のところ人間です。
操作ミスによるトラブルでお客様に痛みを必要以上に感じさせたり、肌トラブルを引き起こしたりすることも考えられます。
できるだけ操作性がよく、簡単に扱える業務用脱毛機を選ぶことで、未然にトラブルの発生を抑えられるため、脱毛機器選びの重要なポイントといえるでしょう。
業務用脱毛機の痛み以外の選び方
業務用脱毛機を選ぶ際には、痛み以外にも以下のようなポイントに着目してみましょう。
- コストパフォーマンス
- アフターフォロー
- 安全性
- リース・レンタルは可能か
コストパフォーマンス
業務用脱毛機のコストには大きく分けて「本体価格」と「ランニングコスト」の2種類が存在します。
コストパフォーマンスという点で注目すべきは「ランニングコスト」です。
業務用脱毛機は、光源ランプというものを使用して施術します。
光源ランプは使用により消耗するため、定期的な交換が必要です。
脱毛機そのものの価格が安くても、光源ランプの交換費用などのランニングコストが高く設定されている場合もあるため、総合的に見てコストパフォーマンスを判断するようにしましょう。
アフターフォロー
アフターフォローも脱毛機を選ぶ際の重要なポイントです。
スタッフへの知識や技術の教育、リピート率向上・新規顧客開拓などの集客面の支援など、をサポートしてもらえるメーカーを選ぶようにしましょう。
安全性
機器使用に関する安全性もチェックしましょう。
具体的には、出力を変えられるか、いざというときに自動停止する機能はあるか、操作ミスによるご作動を防止する機能があるかなどがチェックポイントです。
大切なお客様に施術する機械ですので、しっかりと現品を確認し、安全性を確認することは非常に重要です。
リース・レンタルは可能か
業務用脱毛機は高額な機械のため、リース・レンタルが可能かも確認しておきましょう。
とくに小規模サロンの場合や、新規出店の場合は、購入時の資金負担は重いものです。
リースができれば、新製品もイニシャルコストを抑えつつ導入でき、短期利用なら購入よりもお得です。
痛みの少ない業務用脱毛機の導入で売上アップ
今回の記事では、痛みの少ない業務用脱毛機について、そのメリットや施術法・部位などによる痛みの違い、痛みの少ない業務用脱毛機の選び方などについて、詳しく解説しました。
脱毛施術時の痛みは、脱毛機の性能や施術方法などによって、大きく変わります。
脱毛=痛いというイメージを持っている人も多い中、痛みの少ない脱毛施術が実現できれば、顧客満足度の向上につながり、サロンの強みにもなります。
はいぽけっとのepi Moveは、SHR脱毛とIP脱毛の両方の施術が1台で可能となっており、お客様の状態に合わせて痛みの少ない施術が可能です。
その他にも液晶によるワンタッチ操作や軽さ重視のプローブなど、スタッフの操作性にも配慮されています。
痛みの少ない脱毛機をお探しであれば、ぜひ一度ご検討ください。