コンパクトな業務用脱毛機は、取り回しの良さや優れたコストパフォーマンスが魅力ですが、一方で回転率の悪さなどデメリットもあります。
この記事では、コンパクトな業務用脱毛機の特徴や導入に向いているサロン、業務用脱毛機の選び方について詳しく解説します。
コンパクトな業務用脱毛機の特徴
まずはコンパクトな業務用脱毛機の特徴について、メリット・デメリットの面から見ていきましょう。
コンパクトな業務用脱毛機のメリット
コンパクトな業務用脱毛機のメリットは、
✓ コストパフォーマンスが高いこと
✓ 狭い場所でも置けること
の2点です。
コンパクトな業務用脱毛機は、基本的に大型脱毛機を小型化しリーズナブルにしたものです。
筐体が小さいため、修理や導入の際にも宅配便でやり取りができ、送料も安く済みます。
もちろん、性能やスペックは大型脱毛機と遜色のない内容となっているため、コストパフォーマンスが高い点は大きな特徴といえるでしょう。
また、コンパクトなので、どこにでも設置できる点も大きなメリットです。
小規模なサロンではその分施術スペースを小さくできるため、効率的なスペース活用につながります。
さらに、持ち運びも容易ですので大型サロンでも効率的な機器運用などが可能な点もメリットといえるでしょう。
コンパクトな業務用脱毛機のデメリット
逆にコンパクトな業務用脱毛機のデメリットは、
✓ 耐久性が弱いこと
✓ 施術時間が長くなること
です。
コンパクトな業務用脱毛機は、小型化しているため、大型の業務用脱毛機と比べるとどうしても耐久性の面で劣ります。
一日中フル稼働で使うという場合には、あまり向いていません。
また、コンパクトがゆえに照射パワーや照射スピードの面でも、大型の業務用脱毛機には劣っています。
その分、施術時間は長くなり、回転率が悪くなる点はデメリットでしょう。
コンパクトな業務用脱毛機が向いているエステサロン
次に、ご紹介したメリット・デメリットを踏まえると、以下のようなサロンにはコンパクトな業務用脱毛機が向いています。
✓ 出張エステを提供するエステサロン
✓ コスパを重視するエステサロン
✓ 小規模なエステサロン
出張エステを提供するエステサロン
出張エステを提供しているエステサロンには、コンパクトな業務用脱毛機が向いています。
出張で施術をする場合は、業務用脱毛機を持ち運ぶ必要があります。
コンパクトな業務用脱毛機であれば、持ち運びも容易で、スタッフの負担も少ないです。
また、出張エステではお客様のご自宅で施術する機械も多く、家庭用電源に対応しているコンパクトな業務用脱毛機が最適といえるでしょう。
コスパを重視するエステサロン
コスパを重視するエステサロンにも、コンパクトな業務用脱毛機はおすすめです。
コンパクトな業務用脱毛機は大型脱毛機に比べ耐久性などで劣るものの、スペックや機能面では遜色ありません。
故障時の対応も機械を宅配便で送るだけなので、出張費や輸送費も少額で済むなど、コストパフォーマンスは抜群です。
小規模なエステサロン
小規模なエステサロンでも、コンパクトな業務用脱毛機がおすすめ。
小規模なエステサロンでは、大型の業務用脱毛機を設置するだけの十分なスペースを確保しにくいというサロンも少なくありません。
コンパクトな業務用脱毛機なら、省スペースでも設置に困ることはないのでおすすめです。
大型脱毛機と小型脱毛機の違い
大型脱毛機と小型脱毛機の違いについて詳しく見ていきましょう。
大型脱毛機は、耐久性に優れ、施術時のパワーがあることから施術時間が短いため、結果としてお客様の回転率が高まる点が大きなメリットです。
一方で、筐体が大きいため、設置スペースが必要な点や修理・交換時に出張費や輸送費などのコストが嵩むなど、コストパフォーマンスが悪い点はデメリットといえます。
一方の小型脱毛機は、小スペースでコストパフォーマンスが高いことがメリット。
ただし、耐久面や回転率という面では、大型脱毛機には劣ります。
小型脱毛機のコスパの良さや施術スペースの小ささはもちろんメリットですが、長期的に見れば、回転率をあげることで、より大きな売上を作れる大型脱毛機のほうがおすすめです。
耐久面でも輸送費などのコストは少なくて済むものの、脱毛機そのものの耐久性が低く、機器そのものの交換が必要となる小型脱毛機のほうが、長期的にはコストがかかる可能性もあります。
長期的な目線で脱毛機を選ぶのであれば、回転率が高く、耐久性に優れた大型脱毛機のほうがいいでしょう。
脱毛機の選択はサロンの評判に直結する
脱毛機はサロンにとって、サロンの評判に直結する重要なものです。
ただ安いからと安易に選んでしまうと、性能面でお客様のニーズを満たせず、お客様に選んでもらえません。
たとえば、コンパクトな脱毛機を価格が安いからといって安易に選んでしまうと、施術に時間がかかりすぎてしまい、お客様の満足度が下がってしまうこともあります。
メンテナンスサポートがなく、故障時の対応や修理にコストがかかってしまうなど、思うようなコストパフォーマンスが得られなかったというケースも考えられます。
業務用脱毛機を選ぶ際には、性能やコストパフォーマンス、サロンのサービスなどを総合的に検討したうえで選ぶことが重要です。
また、脱毛機のスペックだけでなく、実際に利用しているサロンの口コミや施術を受けた人の口コミも参考にしましょう。
業務用脱毛機を選ぶポイント
最後に、業務用脱毛機を選ぶ際のポイントについて、以下の6点から詳しく解説します。
✓ 施術スピード
✓ 脱毛方式
✓ コスパ
✓ サポートや保証期間
✓ リースやレンタルが可能か
✓ 安全性
施術スピード
1つ目のポイントは、施術スピードです。
いくら高性能でも施術に時間がかかりすぎてしまうと、お客様の施術時の負担が大きくなり、顧客満足度が下がってしまいます。
また、お客様1人当たりの施術時間が長くなれば回転率も下がってしまうため、できるだけ施術スピードが早いものを選ぶほうが良いでしょう。
脱毛方式
2つ目のポイントは、脱毛方式です。
光脱毛の脱毛方式には大きく分けて「IPL方式」「SHR方式」「S.S.C方式」の3つの方式があります。
たとえば、IPL方式は脱毛効果を感じるまでの期間が短いものの、産毛や細い毛には効果がでにくいなど、脱毛方式によって脱毛期間の長さや、対応できる肌や毛の状態の範囲などが異なります。
自社サロンのターゲット層を想定し、お客様にあった脱毛機を選ぶことが重要です。
コスパ
3つ目のポイントは、コスパです。
光脱毛の場合、1ショットに必要なコストがいくらかによって、1回の施術にかかるコストは大きく変わります。
また、光脱毛機はほとんどの場合、30~40万発でランプの交換が必要となるため、交換までの照射可能回数や交換時の費用なども、コストに影響する要素です。
本体価格が安い脱毛機の中には、連射性能が低かったり1ショット当たりのコストが高かったりと、全体のコストパフォーマンスが悪いものも中にはあります。
脱毛機を選ぶ際には、本体価格だけでなく総合的なコストパフォーマンスを含めて検討するようにしましょう。
サポートや保証期間
4つ目のポイントは、サポートや保証期間です。
もし脱毛機が故障してしまうと、修理できるまでの間サロンの営業をストップしなければならず、修理費用以外にも大きなダメージを受けることになります。
そのため、故障などのトラブルがあった際の対応スピードや保証などの対応が充実していることは、非常に重要な要素です。
リースやレンタルが可能か
5つ目のポイントは、リースやレンタルが可能かどうかです。
リースやレンタルが可能であれば、初期費用を抑えながら高額な新型の業務用脱毛機のお試し導入が可能です。
短期的な利用であれば、購入よりも安い金額で利用することができます。
長期的に利用するのであれば、購入のほうがメリットの多い場合もあるので、自社サロンの目的にあった導入方法を採用するようにしましょう。
安全性
6つ目のポイントは、安全性です。
出力の変更や自動停止機能、誤作動防止機能など、スタッフのミスなどが起こっても安全性に問題のないものを選ぶのがおすすめです。
エステサロンでの事故はひとたび起こってしまえば、サロンの信頼性を失い、大きな損害につながってしまいます。
機器の操作性や安全性は、必ず現品を見て確認するようにしてください。
脱毛機は長期的な目線で見れば大型業務用脱毛機がおすすめ
今回の記事では、コンパクトな業務用脱毛機の特徴や導入に向いているサロン、業務用脱毛機を選ぶ際のポイントについて、詳しく解説しました。
コンパクトな業務用脱毛機は、コストパフォーマンスや取り回しの面で優れており、出張サロンやコストを重視するサロンではメリットの多い脱毛機です。
しかし、耐久性で劣る点や施術時のパワーが低く回転率が悪くなるなど、大型脱毛機と比較するとデメリットもあります。
これらのデメリットはコストや売上にも影響するものですので、長い目で見ると、大型の業務用脱毛機がおすすめです。
はいぽけっとのepi Moveは、二度打ちの必要がない、習慣れ客機能で待ち時間が不要など、コストやスタッフの手間、施術時間などの短縮が図れるため、回転率やコストパフォーマンスに大きく貢献する脱毛機です。
また、液晶でのワンタッチ操作や軽さ重視のプローブなどスタッフの取り扱いも容易なので、導入しやすい点も特徴。
購入いただいたあとのアフターフォローも集客面や技術面でしっかりとサポート致しますので、安心して導入いただける点もメリットです。
業務用脱毛機の導入でお悩みであれば、ぜひ一度ご相談ください。