最近は、男性の間で一般的になってきたヒゲ脱毛。毎日の自己処理から解放されたいと、ヒゲ脱毛を検討している方は多いのではないでしょうか。
ここでは、ヒゲ脱毛のメリットや注意点について解説します。ヒゲ脱毛をしない方がいい人の特徴についてもまとめているので、参考にしてみてください。
ヒゲ脱毛とは
ヒゲ脱毛は、その名の通りヒゲを脱毛する施術のことです。ヒゲ脱毛はヒゲを完全になくすことができるだけでなく、一部のヒゲのみを脱毛したり、毛量を調節したりすることもできます。つまり、ヒゲの状態を希望の形に整える施術でもあります。
ヒゲ脱毛のメリット
ヒゲ脱毛のメリットとして、「自己処理の必要がなくなる」、「カミソリ負けしなくなる」などを思い浮かべるかもしれませんが、ほかにもメリットがたくさんあります。まずは、ヒゲ脱毛の主な6つのメリットについて解説します。
ヒゲ処理にかかる時間・費用を減らせる
ヒゲ剃りにかかる時間を減らしたいという目的で、ヒゲ脱毛を検討する方は多いのではないでしょうか。1日10分かけてヒゲ剃りをしている方では、1年間で3650分、20年間で120時間をヒゲの処理に費やすことになります。ヒゲ脱毛を行えば、ヒゲの処理にかかる時間を減らすことができ、朝の時間に余裕も持てるようになるでしょう。
また、シェーバーやカミソリ、シェービングクリームなど、ヒゲ剃りに必要なコストも削減できます。ヒゲ剃りのために毎月3,000円を使っている方であれば、年間36,000円のコストを浮かせます。ヒゲ脱毛にも費用はかかりますが、長い目で見れば節約効果は大きいでしょう。
清潔感のある見た目になる
ヒゲ剃りが不要になると肌が綺麗になり、清潔感を与えられます。女性の中には、ヒゲに対して苦手意識を持つ方もいます。肌がきれいになったり、他人からの印象が良くなったりすることで、自分自身に自信が持てるようになるでしょう。
肌トラブルを予防できる
毎日のヒゲ剃りは肌に大きなダメージを与えていて、乾燥の原因にもなります。1度肌が荒れてしまうと、なかなか治らなくて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。ヒゲ脱毛で毎日のお手入れがなくなれば、カミソリ負けのリスクも減り、肌へのダメージが軽減。実際に、ヒゲ脱毛をしたことによって、「肌トラブルが減った」、「肌がきれいになった」という声もよく聞かれます。
好きなデザインにできる
ヒゲ脱毛を検討中の方の中には、「完全にヒゲをなくしたくない」、「好きなようにデザインしたい」という方もいるでしょう。クリニックや脱毛サロンにもよりますが、基本的に脱毛部位をコントールすることが可能です。最近では、希望のデザインや薄さにするなど、ファッションの一部として、ヒゲ脱毛を行う方も増えています。
青ヒゲが改善される
丁寧にヒゲ剃りをしても口周りが青く見えてしまうと悩んでいる男性は多いでしょう。シェーバーやカミソリでは、皮膚の表面にあるヒゲしか剃ることができず、毛穴に残っている毛が青く見えてしまうのです。ヒゲ脱毛では、毛の成長組織を破壊できるので、健康的な肌色を取り戻せるでしょう。
自信が持てるようになる
ヒゲがコンプレックスだという方は少なくないと思います。ずっと悩んでいた青ヒゲや濃いヒゲが解消されることで、顔や自分自身に自信が持てるようになるでしょう。表情も明るくなり、印象も変わるはずです。
ヒゲ脱毛の注意点
メリットの多いヒゲ脱毛ですがデメリットもあります。4つの注意点を抑えた上でヒゲ脱毛を検討しましょう。
以前の状態に戻せなくなる
脱毛サロンで行われる光脱毛では永久脱毛はできないとされています。しかし、ヒゲ脱毛をすると、脱毛した部分のヒゲはもう生えてこなくなる可能性があります。数年後に「やっぱりヒゲを生やしたい」と思っても以前の状態には戻せません。デザインの変更も難しいので、脱毛はよく検討した上で実施してください。
痛みや炎症が発生することがある
ヒゲは、ほかの部分の毛に比べて太くて濃いので、施術時の痛みが強い傾向にあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、特にクリニックでのレーザー脱毛は痛みを感じる方が多いようです。しかし、クリニックでは麻酔を使用できる場合もあるので、痛みに弱い方は相談してみましょう。
時間・費用がかかる
ヒゲ脱毛は、1回行うだけですべての毛を脱毛できるわけではありません。毛は日々生え変わっているので、成長期の毛にしか効果を発揮しないからです。おおよそ、効果を実感できるまでは5～8回施術を受ける必要があるため、脱毛完了まではそれなりに時間がかかってしまいます。
また、まとまった費用がかかるのもデメリットといえるでしょう。クリニックで実施されるレーザー脱毛では、自己処理が減る5～6回では7～10万円程度、ツルツルの状態を目指すには13～18万円程度がかかるといわれています。一方で脱毛サロンの1回の施術は1万円程度と医療脱毛と比べて安価です。しかし、完全にきれいな状態にするには20回程度通う必要があります。トータルで見ると、医療脱毛の方が安い傾向にあります。
肌が乾燥しやすくなる
実はヒゲには、肌を乾燥から防いだり、紫外線ダメージから守ったりする役割があります。ヒゲをすべて脱毛してしまうと直接刺激を受けてしまうので、肌が乾燥しやすくなるデメリットがあります。特に、脱毛直後は乾燥しやすいので、念入りに保湿をしましょう。ただ、化粧水や乳液など、基本的なケアを行っていれば過度に心配する必要はありません。
ヒゲ脱毛をしない方がいい人の特徴
メリットやデメリットに関係なく、ヒゲ脱毛をしない方がいい方もいます。その3つの特徴を紹介します。
未成年
中学生や高校生の中には、ヒゲが目立ち始めて脱毛をしたいと考える方もいるでしょう。クリニックや脱毛サロンにもよりますが、未成年だけではヒゲ脱毛を行うことはできません。契約時に親権者が同席する、または、親権者の同意書を提出する必要があります。親権者の同意書などがあっても、ホルモンバランスが安定しない14歳以下は施術が行えないなどの年齢制限があるところも。脱毛には、肌トラブルなど一定のリスクがあるので、未成年の方は特によく検討してから行いましょう。
痛みに敏感な人
ヒゲ脱毛のデメリットでもご紹介しましたが、ヒゲ脱毛にはパチッと輪ゴムではじかれるような痛みを伴います。特に、ヒゲが濃い方ほど、毛のメラニン色素が多いので痛みが出やすいです。薄くなるにつれて痛みは軽減していきますが、痛みに耐えられず途中で止めてしまう方もいます。痛みに敏感で、どうしてもヒゲ脱毛をしたいという方は、クリニックで麻酔を検討しましょう。
日焼け跡が多い人
日焼け跡が多い方は、基本的にヒゲ脱毛は行えません。なぜなら、クリニックでも脱毛サロンでも黒いメラニン色素に反応させて脱毛するケースが多いからです。ヒゲが生えている部分に日焼け跡が多くあると、レーザーや光を照射したときに火傷のリスクがあります。出力を弱くして照射することも可能ですが、十分な効果を得られないことがあります。ヒゲ脱毛をする前はもちろん、脱毛期間中も日焼け対策は必ず行いましょう。
ヒゲ脱毛の方法
ヒゲ脱毛の施術は一つだけではなく、様々な方法があります。施術方法によって脱毛効果や費用、痛みなどに違いがあるため、ヒゲ脱毛の目的などに応じて選ぶとよいでしょう。以下に、それぞれの施術における特徴を解説します。
光脱毛
「光脱毛」は「フラッシュ脱毛」とも呼ばれる施術で、医療機関でなくても行える施術なので、脱毛サロンやエステサロンなど、さまざまなお店で行われています。「光脱毛は『IPL脱毛』、『SSC脱毛』、『SHR脱毛』といった種類に分かれており、それぞれに特徴があります。光脱毛は医療レーザー脱毛やニードル脱毛と比較して痛みが少なく、施術費用が安価な点が特徴です。
ニードル脱毛
「ニードル脱毛」は「電気脱毛」とも呼ばれる施術です。毛穴に一本一本に細い針を刺し、電気や高周波を流してヒゲの成長機能を持つ毛根を破壊する施術です。毛穴に一本一本にアプローチするため脱毛効果が高いことや、メラニンが反応しない白髪なども施術できる点がメリットです。対してほかの脱毛方法と比較すると痛みが強いことと、施術費用が高い点がデメリットになります。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、レーザーの光で毛根にアプローチして脱毛効果を得る施術方法です。光脱毛と似た施術ですが、医療レーザー脱毛のほうがレーザーの出力レベルが高く、脱毛効果も高いとされています。医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ施術が可能なため、安心して施術を受けられる点がメリットです。ただし、光脱毛と比較すると施術費用が高くなります。
美しく効率的なヒゲ脱毛ができる業務用脱毛機なら株式会社はいぽけっと
ヒゲ脱毛について解説してきました。ヒゲ脱毛には、自己処理にかかる時間や費用の削減、肌トラブルの軽減のほか、自信が持てるようになるなど精神面でのメリットもあります。しかし、1度脱毛したら元の状態に戻せないことや痛みなどのリスクもあるので、よく検討した上で行いましょう。
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