ハイパーナイフは、ラジオ波の痩身機器の1つで、高周波で脂肪を温め溶かし、排出しやすくする効果が期待できます。
ここでは、ハイパーナイフの仕組みや効果、デメリットなどについて紹介します。
ハイパーナイフ(hyper knife)とは
ハイパーナイフはエステサロンなどで使用される痩身機器で、ラジオ波の施術マシンの1つです。ナイフのように脂肪を切り落とすことが名前の由来だといわれています。
先端のヘッドを引き締めたい部分に当て、高い周波数のラジオ波を流すことで、脂肪を温め溶かしていきます。ダイエットや人の手によるマッサージでは届きにくい深い部分にまでアプローチするのが特徴です。
体を温めるのと同時にマッサージを行い、脂肪やセルライトをもみほぐすため、老廃物として排出されやすくなります。血液やリンパの流れを促進し、むくみや肩こりにも効果が期待できます。
ハイパーナイフの仕組み
ハイパーナイフの仕組みは、電子レンジと似ています。電子レンジは、温めたい食材にマイクロ波を当てることで、食材が持つ水分が振動し、摩擦を起こして熱を発生させます。
ハイパーナイフも、肌に高周波の電磁波を当てることで、脂肪や脂肪に含まれる水分を振動させています。摩擦熱によって一時的に温められた脂肪は柔らかく、燃焼しやすくなり、排出されやすい状態になります。継続して施術を受けることで、体質の改善につながる施術法です。
ハイパーナイフの効果
ここでは、ハイパーナイフの2つの効果を紹介します。
脂肪を燃焼しやすくする
ハイパーナイフを受けることで、脂肪が燃焼しやすくなります。なぜなら、ハイパーナイフは高周波で脂肪を温め溶かし、体外に排出されやすくしてくれるからです。特に太ももや二の腕などのセルライトは、老廃物や脂肪が固まってできたものなので、ダイエットをしただけではなかなか取り除けません。ハイパーナイフで高周波を照射し、冷えて固まった脂肪を温めることで、マッサージよりも高い効果を期待できます。もちろんハイパーナイフは女性だけでなく、メンズエステでも使用されます。
血やリンパの巡りを良くする
ハイパーナイフはクリームを使用したマッサージも同時に行えるため、滞りやすい血液やリンパの巡りも良くしてくれます。血行やリンパの流れが良くなると、むくみの解消や、肩こりの改善にもつながります。
ハイパーナイフの施術は即効性が期待できるほか、何回も繰り返し受けることで、効果の定着も期待できます。
ハイパーナイフのデメリット・注意点
ハイパーナイフには、効果の持続期間や肌への影響に関して注意点があります。
効果の持続期間が短い
ハイパーナイフは、一時的に体を温め、むくみを解消してくれるため、施術後すぐに効果を実感しやすい施術方法ですが、持続力があまりないのがデメリットです。効果は数日しか続かないため、週に2回前後通い、効果を定着させる必要があります。仕事や家事で忙しい方にとっては、こまめに通うのが難しいと感じる方もいるでしょう。
施術後の食事制限
ハイパーナイフの施術後は、一般的に2時間程度は食事をしないように案内されます。なぜなら、ハイパーナイフの施術を受けた後は、体が飢餓状態だと認識し、一時的に空腹感が増加、脂肪や糖が吸収されやすい状態になるからです。そのため、施術直後は食事を控え、施術後最初の食事は、脂肪を燃焼しやすくする食べ物を選びましょう。
火傷・赤み・内出血の可能性
マシンの使用方法を誤ることで、赤みや火傷、内出血が起こる可能性があります。ハイパーナイフは高周波によって発生する熱を利用して行う施術方法であるため、肌の弱い方などは赤みが出ることがありますが、同じ箇所を長時間施術したり、出力を上げすぎたり、間違ってマシンを使用すると、火傷してしまうこともあります。また、ヘッドの部分を強く当てすぎることが原因で、内出血になるケースもあるようです。
症状を悪化させないためにも、施術中に痛みやヒリヒリするなどの異変を感じた場合は、すぐにエステティシャンに伝えるようにしましょう。
ハイパーナイフの費用相場
ハイパーナイフの費用の相場は、5,000円前後から20,000円前後と幅広いため、一概にいくらとはいえません。施術を受けるのが、医療機関かエステサロンかでも金額は異なります。
ハイパーナイフは即効性があるのが特徴ですが、効果を持続させるためには数ヵ月通う必要があります。効果を定着させるまでは、ある程度費用がかかるでしょう。
ハイパーナイフとハイフとの違い
ハイパーナイフと同様に人気のある痩身機器に「ハイフ」があります。ハイパーナイフとハイフは混同されやすいですが、仕組みから異なっています。
ハイパーナイフ | ハイフ | |
仕組み | 高周波で熱を生み出す | 超音波で細胞を分解・排出 |
適した部位 | 全身痩せ | 部分痩せ |
即効性 | 高い | 低い |
上記でも紹介した通り、ハイパーナイフは高周波を用いて、体内に熱を生み出します。一方でハイフは、超音波を利用して脂肪細胞を振動させ、脂肪の分解や排出を促す仕組みです。
また、効果が期待できる部位も異なります。ハイパーナイフは体の内部を温め、代謝アップがねらえるため、全身痩せを目指したい方におすすめです。
ハイフは太ももや二の腕など、気になる箇所の部分痩せをしたい方に適しています。
効果が実感できるまでの期間でいうと、即効性が高いのはハイパーナイフですが、持続する期間が短い分、こまめに施術に通う必要があります。ハイフの場合は、効果を実感するまでに1ヵ月程度かかる方が多いです。
ハイパーナイフを導入するメリット
ハイパーナイフを導入するメリットは、全身に対して即効性が期待できることです。そのため、すぐに全身痩せの効果を実感したいと考えている方に向いているでしょう。また、体を一時的に温めることで、滞りやすい血流やリンパの流れが良くなり、全身のむくみや肩こりの改善にも効果が期待できます。
ハイパーナイフよりスリムムーヴプラスがおすすめ!
ハイパーナイフは、脂肪を燃焼しやすくしたり、血行やリンパの流れを良くしたりする効果が期待できますが、効果の持続期間が短いことや、施術後に食事制限が必要などのデメリットがあります。また、ハイパーナイフはラジオ波の機能に限定した機器です。より痩身効果を高めるには、1台で脂肪をほぐし、溶かし、流せることが理想です。
株式会社はいぽけっとが提供する業務用痩身機器「スリムムーブプラス」は、ラジオ波の他に、吸引やLEDなど複数の機能を搭載した機器なので、脂肪を柔らかくするだけでなく、体外に排出されやすくなるようリンパに流してくれます。具体的に、スリムムーブプラスには4つの機能が備わっています。
1つ目が「ラジオ波」です。1MHzのラジオ波を照射することで、体内に熱を発生させ、体の内部の凝り固まった脂肪を柔らかくします。約40℃の熱で脂肪をほぐすため、お風呂に浸かっているようなリラックス効果も期待できます。
搭載されている機能の2つ目が「吸引」です。痩せるために重要なのは、脂肪を柔らかくした後、リンパに流すことです。吸引機能では、脂肪をつぶしてもみほぐし、リンパに流してくれます。脂肪吸引は痛いというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、スリムムーブプラスでは4つのモードから選べるので、自分に合ったモードに調整可能です。
3つ目の機能が「LED」です。LEDを照射するとリンパの流れが促進されるといわれています。余分な水分や老廃物を流すことで、むくみの改善や肌の引き締め効果も期待できます。また、青色LEDには、肌のエラスチンやコラーゲンの生成を高める役割もあります。
最後が「ほぐし」です。一般的に、凝り固まった脂肪をほぐす際には痛みが生じます。しかし、スリムムーブプラスにはプローブが付いていて、手で行う施術のように力加減できるので、マッサージを受けているような感覚で固まった脂肪をほぐしてくれます。
多機能を搭載している痩身機器を選ぼう
ハイパーナイフの効果やデメリットについて解説してきました。ハイパーナイフは体を一時的に温め、脂肪の燃焼を促し、血液・リンパの流れを良くする効果が期待できます。一方で効果の持続性はあまりないため、定期的に通う必要があるほか、高周波を使用するため、肌の赤みや火傷の可能性は否定できません。
株式会社はいぽけっとが提供するスリムムーブプラスは、ラジオ波、吸引、LED、もみほぐしと、4つの機能を搭載している業務用痩身機器です。
脂肪を柔らかくしただけでは時間が経つと元通りになってしまいますが、スリムムーブプラスでは、温め、つぶす、流すを同時に行うため、相乗効果が期待できます。また、特殊なプローブを使用することで痛みが出にくい設計になっていて、心地よく施術が受けられるようになっています。
業務用痩身機器でお悩みであれば、一度ご相談ください。