ハーブピーリングは肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整えるなど、様々な美肌効果が期待されます。では、ハーブピーリングは毛穴の悩みにも効果があるのでしょうか?本記事では、ハーブピーリングが毛穴にもたらす効果と、施術の際の注意点等について解説します。
ハーブピーリングは毛穴に効果があるか?
ハーブピーリングは毛穴の開きや詰まりなどを改善する効果が期待できます。
ハーブピーリングが毛穴にアプローチする仕組みや、効果が出るまでの期間等について以下に解説します。
毛穴に働きかける仕組み
ハーブピーリングは、天然成分の細かい粒子や植物成分が毛穴にアプローチすることで、毛穴に詰まった皮脂や角栓、老廃物を取り除きます。
また、皮膚を覆っていた不要な角質などがハーブピーリングによって取り除かれ、肌本来の働きが正常に行えるようになるのも特筆すべき点です。ターンオーバーのサイクルが整うことで、毛穴トラブルの改善によい影響を及ぼします。
そのほか、ハーブに含まれる抗炎症や殺菌作用のある成分が毛穴にアプローチし、ニキビなど、炎症を起こしている箇所を鎮静させます。さらに、ハーブの成分が過剰な皮脂の分泌を抑えます。
改善できる毛穴の状態(開きや黒ずみ)
ハーブピーリングのアプローチによってターンオーバーのサイクルが整うことで、毛穴の開きが目立ちにくくなります。また、ターンオーバーが正常化することでコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌のハリと弾力が高まることで、たるみ毛穴の予防と改善にもつながります。
角質や老廃物を除去することで、毛穴の開きの改善が期待できます。また、毛穴の詰まっていた老廃物が排出されることで、黒ずみも徐々に薄れていきます。さらに、肌本来の働きにより、毛穴が詰まりにくくなるなどの効果も期待できます。
効果を実感するまでの期間と頻度の目安
ハーブピーリングには剥離型や非剥離型などの種類があり、使用する製品によって効果が表れるまでの期間も異なります。一般的には、1〜2回(約1〜2週間おき)の施術で肌表面のざらつきが改善し、黒ずみや角栓がある程度取り除けます。
約1〜2ヶ月で3〜5回施術を受けると、毛穴の詰まりが改善し始め、黒ずみがさらに減少します。また、皮脂の分泌量が安定する、毛穴の炎症が改善する等の効果が実感できるのもこの頃です。
3ヶ月以降、6回以上の施術を受けることで、毛穴の開きやたるみの改善を実感でき、毛穴が目立ちにくい滑らかな肌質へと変化していきます。
ハーブピーリングで毛穴を施術する際の注意点
ハーブピーリングで毛穴ケアを意識した施術を行う際に、注意したいポイントは以下です。
- セルフケアとサロンメニューの違いを理解する
- カウンセリングと毛穴のチェックを丁寧に行う
- 肌質に合ったハーブを選定する
- 施術中の刺激・痛みについて事前に説明する
- アフターケアの重要性を伝える
- 日頃のスキンケア方法を見直す
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
セルフケアとサロンメニューの違い
ハーブピーリングには自宅で行えるものもありますが、セルフケアとサロンメニューでは、成分の内容や効果などに違いがあります。成分であれば、セルフケア用は刺激が少なくマイルドな成分を採用しているのに対し、サロンメニューでは成分濃度が濃いものを採用しているケースが多いです。
肌に与える刺激も異なるため、お客様にはサロンメニューにおけるハーブピーリングの特徴をきちんと説明してください。
ダウンタイムについても同様です。ハーブピーリングはダウンタイムがほとんどなく、安全性が高い施術ですが、製品によっては赤みが起こる場合があります。この点についても説明した上で、お客様の理解を得ておくことが大切です。
施術前のカウンセリングと毛穴のチェック
施術前のカウンセリングと毛穴チェックは非常に重要な工程です。ハーブピーリングには剥離型や非剥離型、ハーブ濃度の違いなど、様々な種類があります。
お客様の肌の状態は個々に異なるため、カウンセリングで状態を確認した上で、適切な施術を選定する必要があります。また、施術の頻度を検討する上でも、肌や毛穴のチェックがポイントになります。
肌質に合ったハーブの種類
どのハーブピーリングを導入するかによって状況は変わりますが、肌質に適したハーブの種類を選ぶ必要があります。例えば、皮脂の分泌が多いことによって毛穴の黒ずみや詰まりが生じている人は、剥離型のハーブピーリングや、スピキュールという微細針の入ったハーブピーリングを使うことで、より高い効果が期待されます。
一方、肌の乾燥によって角質が厚くなり、毛穴が目立っている人は、非剥離型のハーブピーリングがおすすめです。また、アロエやカモミールなど保湿系のハーブを配合したハーブピーリングも適しています。
施術中の痛みや刺激
ハーブピーリングの種類やお客様の肌の状態によって、痛みや刺激を感じることがあります。敏感肌では特に起こりやすく、剥離型は非剥離型より刺激が強めです。
ハーブピーリングはケミカルピーリングよりも刺激が少なく、痛みやダウンタイムが起こりにくい施術として知られています。しかし、人によって痛みや刺激を感じる場合があるため、カウンセリングできちんと説明しておきましょう。
施術直後のメイクや洗顔
ハーブピーリングは施術後2時間ほど経過した後からメイクが可能とされています。しかし、肌に負担がかかりやすい状態なので、できれば施術後24時間はメイクを控えることが望ましいとされています。施術後にメイクを希望されるお客様には、リスクを説明した上でご自身でご判断いただけるようご案内しましょう。
施術後のアフターケア
施術後のトラブルを防ぐには、アフターケアが欠かせません。体温上昇により赤みやかゆみが生じる可能性があるため、アルコールの摂取や激しい運動は控えていただくようにアナウンスしましょう。また、当日は湯船に浸からずシャワーで済ませることが推奨されます。サウナや岩盤浴も避けたほうがよいでしょう。
日頃のスキンケア
施術後2週間は UV対策を徹底してください。紫外線は、乾燥やシミを招きやすいためです。また、十分に保湿を行っていただくこと、肌に負担のかかりにくい敏感肌用のスキンケアを利用することも、トラブルを避ける上で有効です。
ハーブピーリングを習得できるおすすめスクール
ハーブピーリングはケミカルピーリングと比較して刺激が少なく、ダウンタイムが少ない施術とされています。しかし、アレルギーのあるお客様には注意が必要であるほか、敏感肌の人だと刺激による赤みやかゆみが生じる可能性があるため、技術と知識を習得した上で施術を行う必要があります。
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