業務用痩身機器は種類が多く、機器によって期待できる効果は様々です。

今回は、どんな業務用痩身機器を選べば良いか困っている方に向けて、種類や特徴などを紹介します。
エステサロンで導入する際のメリットや選び方なども解説しているので、参考にしてみてください。

業務用痩身機器の種類と効果

業務用痩身機器には、脂肪にアプローチするものと、筋肉にアプローチするものがあり、超音波や電磁波を発生させるものやローラーなど、様々なタイプがあります。

ラジオ波

ラジオ波は、ラジオと同じ周波数である30～300MHzの高い電磁波を体に当て、体内の水分を振動させ温めます。 脂肪を温め、新陳代謝が上がることで、痩身効果が期待できます。

ラジオ波を使用する機器について5つ紹介します。
・ハイパーナイフ
・インディバ
・サーモシェイプ
・ウィンバック
・コアヒート

ハイパーナイフ

ハイパーナイフは、皮下脂肪を温めて体を引き締めるので、見た目の変化を感じやすいのが特徴です。

2つの電極の間をラジオ波が流れるバイポーラー式で、全身に使用できます。見た目の変化をすぐに実感したい方や冷え性を改善したい方におすすめです。

インディバ

インディバは、ラジオ波をより深い部分に当てるため、内側から体を温められます。代謝が良い体を作るので、運動したときのような効果が期待できます。

1つの電極から、体の奥に直接的にラジオ波が流れるモノポーラ式で、皮下脂肪や内臓脂肪の施術に向いています。

運動したときのような効果を得たい方や、痩せ体質になりたい方におすすめです。

サーモシェイプ

サーモシェイプは、インディバと同じように、体の深い部分にラジオ波を当て、体を内側から温め、カロリーの消費効率が良い体を作ります。

皮下脂肪や内臓脂肪の施術に向いていて、冷え性を改善したい方や、見た目の変化を実感したい方におすすめです。

ウィンバック

ウィンバックは、ラジオ波が細胞を通り抜けるように照射され、体の内部から活性化させる仕組みです。体の内側の温度が上昇するので、基礎代謝を上げる効果が期待できます。

部位を選ばずに施術ができ、皮下脂肪や内臓脂肪を燃焼させ基礎代謝を上げたい方や、肌質を改善させたい方におすすめです。

コアヒート

コアヒートは、すべてのラジオ波の組み合わせができる機器です。より深い部分の内臓脂肪まで温め、痩せやすい体へ導きます。モノポーラ式とマルチポーラ式、電流の同時出力を合わせて施術を行います。

運動をしたときのような効果を得たい方や、痩せ体質になりたい方におすすめです。

超音波

超音波は、 超音波による空気の振動で血行を促進させる機器です。

超音波を使用する2つの機器を紹介します。
・キャビテーション
・ハイフ

キャビテーション

キャビテーションは、超音波を当て、脂肪の中の水分に気泡を作ります。気泡が弾け、脂肪細胞にダメージを与える仕組みです。広範囲に届く超音波なので、お腹や二の腕など広く浅く対応しています。

広範囲を痩身したい方や、セルライトを減らしたい方におすすめです。

ハイフ

ハイフは、超音波を1カ所に集中的に当て、熱で脂肪を破壊します。狙った部分にアプローチでき、すぐに効果が見えやすいのが特徴です。

お腹やお尻周りなど、部分痩せに向いているほか、フェイスラインや肌のリフトアップも期待できます。

EMS

EMSは、電気パッドをお腹や脚などに貼って、強制的に筋肉の収縮運動をさせる痩身機器です。筋肉量を増やすことで、脂肪燃焼効果を高め、基礎代謝を上げる目的で使用されます。電気の刺激で筋トレ状態を作る仕組みで、全身から部分痩せに効果が期待できます。

筋肉量を増やしたい方や、運動が苦手な方におすすめです。

もみほぐし

もみほぐしは、ローラーで脂肪をもみほぐし、固くなった脂肪を柔らかくする機器です。血行、リンパの良い流れを促します。セルライトが気になる部分や二重あごに向いています。脂肪細胞が減るため、効果が持続しやすいのが特徴です。

硬い脂肪を取り除きたい方や、冷え性や肩こりを改善したい方におすすめです。

脂肪冷却

脂肪冷却は、脂肪が4℃前後で固形化する性質を活かし、脂肪を凍結し細胞死させる機器です。冷却で破壊された脂肪の細胞は、約1ヵ月かけながら体の外に排出されます。トイレの回数が増える、汗をかきやすくなるなど、体調の変化があらわれるのが特徴です。

脂肪が気になる部分や皮下脂肪に向いていて、脂肪を減らしたい方や、太りにくい体を作りたい方におすすめです。

業務用痩身機器を導入するメリット

業務用痩身機器を導入するメリットとして、まず時間の短縮が挙げられます。多機能を搭載している機器であれば、一度に複数の施術を行えるため、相乗効果が期待できます。

2つ目のメリットは、新規顧客が期待できることです。業務用痩身機器を導入することで、施術可能なメニューが増えるため、様々な顧客のニーズに応えられるようになります。

3つ目のメリットは、予約数を増やせることです。施術時間が短くなるので、受け入れできる予約数が増えます。また、カウンセリングにも時間をかけられるようになるため、顧客満足度の向上にもつながります。

業務用痩身機器の選び方

業務用痩身機器を購入する際には、機器の性能だけではなく、保証やメンテナンスなどのアフターサービスを確認することが大切です。

以下の4つの点に注意して機器を選びましょう。
・コストパフォーマンス
・サポート体制
・メンテナンス
・製品の保証

コストパフォーマンス

業務用痩身機器を選ぶときは、まず、予算はどれくらいかを考えたうえで、機器の価格や維持費を計算しましょう。

機器には得意な部分と不得意な部分があります。機器の特性を把握し、どれがエステサロンの経営に合っているのか見極め、コストパフォーマンスが高いものを選びましょう。

サポート体制

業務用痩身機器を販売しているメーカーが、どこまでサポートを行ってくれるかを確認しましょう。エステサロンの経営は、集客の方法や、契約率を上げるカウンセリング術など、機器以外の部分も重要になるからです。

メンテナンス

機器のメンテナンスがどうなっているのかを確認しましょう。

業務用痩身機器は海外製品も多くあります。故障したときに、修理に時間がかかったり、代わりの機器がなかなか届かなかったりすると、お客様にも迷惑がかかってしまうからです。

製品の保証

必ず確認しておかなければならないのが、業務用痩身機器の保証内容です。お得な価格で購入しても、すぐに故障すると修理代がかさみます。

保証期間はメーカーによって異なりますが、1～5年の機器が多くなっています。中古の機器は保証が受けられないことが多いため、購入前に製品保証を確かめましょう。

業務用痩身機器の費用相場

業務用痩身機器の中には、痩身機能のみが搭載されているものと、多機能が搭載されたものがあるため、価格に幅が出ます。15万円程度から、300万円を超える機器まで様々です。

多くの機能が搭載された機器は便利で魅力的ですが、不必要な機能が含まれていることもあります。単体で購入する場合とどちらが費用を抑えられるかも確認しましょう。

業務用痩身機器は適したものの選択を

業務用痩身機器の種類や効果、導入するメリット、機器の選び方について解説してきました。

業務用痩身機器には、ラジオ波、超音波、EMS、もみほぐし、脂肪冷却などがあり、それぞれの機器の特徴と期待できる効果を把握することが重要です。

機器の選び方では、エステサロンの経営に見合ったコストパフォーマンスや、経営のサポート体制、メンテナンス、機器の保証期間を事前に確認しましょう。

株式会社はいぽけっとの業務用痩身機器、「SLIM MOVE-plus-」は、ラジオ波、吸引、LED、もみほぐしと、多機能を搭載しています。

施術時間の短縮につながるほか、手技のようなプローブで施術をするため、ムラを抑えられます。

その他、集客面や技術面のサポートなど、購入いただいた後のアフターフォローも充実しているので、安心して導入いただけます。

業務用痩身機器の導入でお悩みであれば、一度ご相談ください。