顔脱毛を検討しているもののよくわからない方のため、顔脱毛のメリットやデメリットについて解説します。後悔しない顔脱毛を行うポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
顔脱毛の効果・メリット
まずは、顔脱毛をするとどのような効果が期待できるのでしょうか。顔脱毛の主な効果やメリット3点を解説します。
毛穴への効果
顔脱毛を行うと、毛穴が目立ちにくくなります。なぜなら、産毛と一緒に、毛穴に詰まった皮脂や汚れも取り除く効果が期待できるからです。顔脱毛を定期的に行えば、皮脂の詰まりで広がってしまった毛穴も、だんだんと締まっていくでしょう。また、毛穴汚れが綺麗になることで、ニキビや吹き出物などの毛穴トラブルの改善にもつながります。
そのほか、肌の色がトーンアップするのもメリットです。顔の産毛は一見無色に見えますが、実際は薄い黒色などをしています。そのため、産毛がたくさん生えていると顔がくすんで見えてしまうのです。顔脱毛ではくすんで見える原因の産毛をなくすので、顔がワントーン明るくなり、透明感を出す効果も期待できます。
肌トラブルへの効果
顔脱毛をすると肌トラブルが起きにくくなり、肌を清潔に保ちやすくなります。顔の産毛をカミソリや電気シェイバーなどで自己処理している方は多いと思います。しかし、顔の皮膚は他の部位に比べて薄く刺激にも敏感です。自己処理を続けていると肌を傷つけ、肌が荒れてしまうことも。顔脱毛を行えば自己処理の回数を減らせるので、肌トラブルのリスクを軽減できます。
化粧・メイクへの効果
顔脱毛で顔の産毛がなくなると、化粧ノリが良くなります。顔全体に産毛が生えていて、ファンデーションやパウダーが浮いて見えてしまうと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。顔脱毛を行えば肌の凹凸がなくなり密着しやすくなるので、化粧ノリが良くなるほか、化粧崩れも防げます。
お手頃価格のファンデーションで済むようになったり、そもそもファンデーションが不要になったりすることもあるので、経済的にもメリットです。また、産毛がなくなると顔色が明るくなり、透明感がアップするので、メイクがより綺麗に見えるという効果も期待できるでしょう。
顔脱毛のデメリット
毛穴や肌トラブル、メイクに効果が期待できる顔脱毛ですが、デメリットもあります。ここでは、顔脱毛の4つのデメリットを解説します。
他の部位よりも痛みが強い
脱毛で痛みを感じやすい部位というとVIOなどを思い浮かべる方は多いと思いますが、顔も痛みを感じやすい部位の1つです。なぜなら、他の部位よりも皮膚が薄く、皮膚の下に大きな骨があるからです。
骨が皮膚のすぐ下にあると、レーザー・光のパワーや衝撃が伝わりやすくなり、刺激を感じやすい傾向にあります。ただ、脱毛回数を重ねるうちに毛が薄くなってくるので、痛みは徐々に弱くなっていきます。
一般的には、光脱毛などを使用する脱毛エステサロンの方が、レーザーを使用した医療脱毛より、痛みを感じにくいといわれています。ただ、痛みの感じ方は肌質や体質によって異なるため、心配な方は契約前に相談したり、カウンセリングでテスト照射をしてみたりすることがおすすめです。
脱毛が完了するまで期間・回数が必要
顔の産毛はもともと薄いので、効果を実感するまでに期間や回数が必要といわれています。脱毛では毛の黒いメラニン色素に反応してアプローチする方法が主流です。
そのため、メラニン色素の少ない産毛には反応しづらく、脱毛が完了するまでに時間がかかる傾向にあります。
一般的には、医療脱毛で5～10回、美容脱毛で12～18回程度とされていて、手足の2倍時間がかかるともいわれています。長期間、施術に通わなければならないのは顔脱毛のデメリットでしょう。
脱毛ができない部位がある
顔のすべての範囲を脱毛できるわけではありません。どの医療機関や脱毛エステサロンでも脱毛できないのが目元付近です。目の周りはレーザーや光によって失明する恐れがあるので、瞼や目の下の脱毛は行えません。
その他の部位は、クリニックやサロンによって脱毛できる範囲が異なります。例えば、生え際は髪の毛があり、やけどの恐れがあるため脱毛範囲外となる場合があります。
また、多くの方が気になる鼻や眉間、眉は、範囲が狭いため脱毛できない場合もあります。契約前に、自分が脱毛したい範囲が対象なのかしっかり確認しておきましょう。
炎症や硬毛化のリスクがある
顔脱毛をすると、硬毛化や毛のう炎という炎症のリスクがあります。まず、硬毛化とは、光脱毛によって毛に刺激が加わることで、まれに毛が太く濃くなる現象のこと。10～30代の毛の薄い方がなりやすいといわれています。照射回数が増えるほど硬毛化のリスクは高まります。
毛のう炎は、カミソリなどでできた傷から細菌が侵入することで発疹ができる症状です。汗が溜まりやすいうなじや、背中にできやすいといわれています。
これらの症状には、1ヵ月以上経ってから気が付くケースもあるので、肌のチェックは怠らないようにすることが大切です。また、万が一に備えて、クリニックや脱毛エステサロンを選ぶ際は、アフターケアの手厚さも重視しましょう。
後悔しない顔脱毛を行うポイント
メリット・デメリットを踏まえ、後悔しない顔脱毛を行うにはどうしたらよいのでしょうか。顔脱毛を行う際の3つのポイントを紹介します。
脱毛範囲・期間・回数などを事前に把握する
メリット・デメリットでもご紹介したように、顔脱毛は顔表面をすべて施術できるわけではありません。そのため、希望する脱毛部位が対象となっているのか、事前に確認しておくことが大切です。
ホームページに「眉間可能」「小鼻可能」と詳しく書かれていないことが多いため、電話などで直接問い合わせることをおすすめします。
また、顔脱毛は他の部位よりも、効果を実感するまでに期間や回数がかかります。ただ、効果の感じ方は毛質や体質、業務用脱毛機の種類によって異なります。自分の毛質ではどれくらい回数を重ねる必要があるのか、カウンセリングで確認しておきましょう。
希望の脱毛に近い機器を選ぶ
顔は産毛が多くメラニン色素が少ないため、レーザーや光が反応しづらい部位の1つです。また、全体的に皮膚が薄く、骨も近くにあるため、痛みを感じやすくなっています。
「顔脱毛の効果が感じられなかった」「痛みを我慢できなかった」という後悔を防ぐためにも、顔脱毛に適した業務用脱毛機を導入しているクリニックやサロンを選ぶことがおすすめです。
例えば、蓄熱式のSHR脱毛は、メラニン色素の量に関係なく脱毛できるので、産毛や細い毛にも効果を発揮しやすい脱毛方法です。価格や脱毛範囲だけでなく、どんな機器が導入されているかも必ずチェックしましょう。
SHR脱毛とは？SHR脱毛の効果や仕組み・メリットとデメリット
自分でできる対策を行う
クリニックや脱毛エステサロンの選び方だけでなく、普段のセルフケアも重要です。例えば、ニキビや傷跡、あざなどがあるとその範囲は脱毛できなくなってしまうので、できるだけ前日までに治すようにしましょう。
また、一般的な脱毛方法は生えている毛にアプローチします。そのため、脱毛に通っている期間中は、基本的に毛抜きやワックスを使用しないでください。日頃から化粧水、乳液、保湿クリームを使用し、肌の良い状態を保つことで、脱毛効果を最大限に高めましょう。
セルフケアと顔脱毛に適した機器で効果を高める
顔脱毛のメリット・デメリット、後悔しないポイントについて解説してきました。顔脱毛は毛穴や肌トラブル、メイクに効果が期待できる一方で、他の部位よりも痛みを感じやすい、効果を実感するまでに時間がかかるなどのデメリットもあります。
満足できる顔脱毛を行うためにも、日頃のケアを大切にするほか、事前に脱毛範囲や期間、機器の種類などを確認しましょう。株式会社はいぽけっとでは、IPL脱毛とSHR脱毛の両方の施術が可能で、体だけでなく顔脱毛の効果も実感しやすくなっています。気になる方は1度ご相談ください。
