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ラジオ波エステの禁忌事項とは?施術前のカウンセリングも解説

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ラジオ波エステの禁忌事項とは?施術前のカウンセリングも解説

ラジオ波エステは、フェイシャル・ボディの両方に対応できる施術機器として、エステサロンの施術メニュー拡充に役立ちます。しかし、施術の安全性を確保するためには、禁忌事項や医師の同意が必要となる条件を正しく理解し、カウンセリングでの確認を徹底する必要があります。

本記事では、施術を提供できないケースや注意点を整理し、信頼性の高いサービスを提供するためのポイントを詳しく解説します。

ラジオ波エステの禁忌事項(施術を提供できない条件)

ラジオ波エステは脂肪の分解や代謝の促進、リフトアップなどの効果が期待される施術ですが、すべてのお客様に安全に提供できるわけではありません。

体質や体調によっては、ラジオ波の熱エネルギーが悪影響を与えるリスクがあるため、エステサロン側が施術を避けるべき条件(禁忌事項)を明確に把握しておきましょう。

  • 心臓・皮膚の疾患
  • 体内の金属(ペースメーカー・人工関節など)
  • 低血糖
  • 高血圧
  • タトゥー
  • 妊娠中
  • 生理中
  • 体調不良
  • 怪我
  • アルコール摂取後
  • 脱毛中

上記の禁忌事項を把握したうえで施術の判断をすることで、エステサロンの信頼性向上につながります。トラブルを未然に防ぎ、ラジオ波による効果的な施術を提供するために、スタッフ全員で共有しておくべき基礎知識です。

ラジオ波エステ前に医師の同意が必要になる条件

ラジオ波エステ前に医師の同意が必要になる条件
お客様の健康状態によっては、ラジオ波エステを提供する際は医師の判断を仰ぐ必要があります。以下の条件に当てはまるお客様に対しては、エステティシャン側の判断だけで施術を進めることは避け、医師の同意を得たうえで施術の可否を判断するようにしましょう。

  • 通院中
  • 手術後
  • 出産後
  • 薬物治療中
  • 重度の糖尿病
  • 体調が安定していない場合

カウンセリング時におけるヒアリングの徹底が、施術の安全性を確保するカギです。サロンとしての信頼性を高めるうえでも、医療との連携を前提とした丁寧な説明と対応が求められます。

ラジオ波エステ前のカウンセリング

ラジオ波エステ前のカウンセリング
ラジオ波エステを効果的に提供するためには、施術前のカウンセリングが重要です。体内深部に熱を届けるラジオ波には高い美容効果が期待できる一方で、お客様の体調や既往歴によってはリスクが生じます。

お客様の健康状態を正確に把握し、適切な施術を提案するためには、形式的なヒアリングではなく、丁寧で実質的なカウンセリングが必要です。ここでは、カウンセリングの基本となる「目的」「方法」「ポイント」について解説します。

目的

エステサロンにおけるカウンセリングの目的は、お客様の体調や希望を正確に把握し、安全に施術を提供できる状態かどうかを判断することです。特にラジオ波は心臓疾患や妊娠中の方、金属インプラントのあるお客様に適応できないため、禁忌事項を確実に確認してください。

また「施術によって何を改善したいのか」「期待される効果がどこにあるのか」を分かりやすく説明することで、お客様にとって納得のいく施術方法を提案できます。

方法

カウンセリングシートとヒアリングの二段構えで行うのが、カウンセリングの基本的な方法です。事前に用意したチェックリストに沿って禁忌条件を確認しつつ、カウンセリングシートの記入内容をもとに丁寧なヒアリングを重ねていきます。

お客様が書きにくかったり、気づかなかったりする体調の変化や過去の病歴も、会話を通じて把握するように努めましょう。加えて来店の目的やライフスタイル、施術経験の有無といった情報もあわせて聞き取り、施術内容を的確に組み立てましょう。

ポイント

ラジオ波エステ前のカウンセリングにおいては、「傾聴」と「共感」を軸とした信頼関係づくりが成功のカギを握ります。お客様は悩みや不安を抱えて来店されるため、否定や押し付けはせず、リラックスできる雰囲気のなかで本音を引き出す姿勢が求められます。

また施術内容やリスク、期待される効果を分かりやすく説明することも忘れてはいけません。専門用語を避け、お客様が理解できる言葉で伝えることで、安心感を生み出します。さらに、施術後の過ごし方や注意点についても案内すれば、トラブルの回避と満足度の向上につながります。

ラジオ波エステの注意事項

ラジオ波エステの注意事項
ラジオ波エステにはフェイシャル・ボディを問わず高い美容効果が期待できることから、エステサロンで採用されている人気メニューです。しかし、できるだけ安全に提供するためには、知っておくべき注意点がいくつかあります。

施術前後の過ごし方や体質に応じた頻度、肌トラブルの予防策をサロン側が正確に把握することで、満足度と信頼性の高いサービス提供につながります。ここでは、ラジオ波施術を行う際に注意すべき具体的なポイントを解説します。

施術当日の運動・入浴・飲酒

ラジオ波エステは体内の深部まで熱を届けるため、施術後に体温が一時的に上昇しやすくなります。そのため施術当日の激しい運動や長時間の入浴、飲酒などを避けるように、お客様に伝えましょう。

特にアルコール摂取は血行を促進させ、赤みやほてりが長引く恐れがあるため、十分な注意が求められます。施術後はできるだけ安静に過ごし、軽めのシャワーで済ませるように、お客様にアドバイスすることが重要です。

施術効果の個人差

ラジオ波エステは、即時的な変化を感じる方もいれば、数日かけてじわじわと効果が現れる方もいるため、個人差のある施術です。代謝機能や体質、生活習慣によって結果の出方に違いが出ることを前提に、お客様へ丁寧に説明しましょう。

効果の現れ方について正しく理解いただくことで、施術の途中で不安を感じるリスクを減らし、継続的な来店にもつながります。

施術の副作用(肌の異常)

ラジオ波は非侵襲的でリスクの少ない施術とされていますが、体質や機器の使用方法によっては赤みや乾燥、軽度のやけどといった副作用が出るリスクがゼロではありません。特に敏感肌のお客様や初回施術のケースでは、パッチテストの実施や低出力でのスタートを推奨し、反応を慎重に確認しましょう。

万が一異常が見られた際はすぐに施術を中止し、必要に応じて医療機関の受診を案内できる体制を整えておくことが望ましいです。

施術の頻度・回数

ラジオ波エステの効果は一度で現れるわけではなく、継続的な施術によって引き出されます。ただし過剰な施術は身体に負担を与える恐れがあるため、適切な頻度を守らなければいけません。

基本的には週に1~2回からスタートし、効果が定着してきた段階で月に1~2回のメンテナンスへ移行するのが理想的です。推奨頻度は、使用する機器の特性や施術する部位によって異なるため、エステサロン側で明確なガイドラインを設けておくことが必要です。

ラジオ波エステの提供には確かな知識と準備が不可欠

ラジオ波エステの提供には確かな知識と準備が不可欠
画像引用元:はいぽけっと(https://manomano.info/slimmoveplus3/)

ラジオ波エステには高い美容効果が期待できるため、施術メニューが充実する一方で、禁忌事項の見落としや副作用への対応が不十分であると、トラブルのリスクが高まります。施術前の丁寧なカウンセリングと個々の状態に合わせた適切な判断が、信頼されるサロン運営の基盤です。お客様の健康状態を正確に把握し、安全に配慮したサービスを提供して、満足度とリピート率の向上に努めましょう。

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