ヒートマットは、身体を心地よく温めることを目的として利用される温熱機器です。エステサロンでは施術前の準備やリラクゼーションの雰囲気づくりに活用されています。そこで本記事では、ヒートマットの基本的な使い方から利用時の注意点、サロンで扱いやすいおすすめ商品までをご紹介します。
ヒートマットとは?
ヒートマットとは、電気によって身体をやさしく包み込むように温めることを目的とした温熱機器です。ベッドの下に敷くタイプや身体を包むように巻いて使うタイプなど、さまざまな形状があります。
内部には電熱線や発熱素材が組み込まれており、使用すると心地よい温かさを感じる構造になっています。冷えが気になる方やリラックスできる施術環境を整えたいサロンに向いているアイテムです。
エステ用ヒートマットの仕組みや効果などについては、次の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
エステ用のヒートマットとは?おすすめ商品もご紹介
ヒートマットの使い方

初めてヒートマットを導入する際には、どのように使用すればよいのでしょうか?ここでは、事前準備から温度設定、身体への巻き方と当て方、アフターケア、片付けまでのステップに分けて、ヒートマットの使い方をご紹介します。
事前準備
ヒートマットを使用する前には、軽いストレッチやマッサージを行うことで、リラックスした状態で施術を受けられます。使用中に汗をかくため、使用前の水分補給も重要です。体調に合わせて、無理のない範囲で事前準備を進めましょう。
温度設定
一般的には、最初に55〜60℃程度を目安に設定し、使用中に様子を見ながら調整します。施術の内容や室内の温度によっては、使用開始から数分後にさらに温度を上げることが必要です。
ただし、温度の感じ方には個人差があり、快適に感じられる範囲内で細かく調整することが大切です。施術メニューによっては、最後の数分間だけ温度を少し上げるなど、段階的に設定する場合もあります。
身体への巻き方と当て方
安全で快適にヒートマットを使用するために、身体にヒートマットを巻いたり、当てたりするときには、以下のポイントを押さえましょう。
- 巻き方:足元や首周りなどに隙間ができないように、タオルで密閉する
- 当て方:低温やけどをしないように温度を調整し、オイルを使う施術では撥水タイプを選ぶ
エステサロンの施術前に発汗を促すために使用する際は、手首・足首・首のあたりに隙間ができないようにすることが大切です。隙間ができるようであれば、タオルを使って密閉度を高めてください。
アフターケア
施術後は汗をかいているため、全身を温かいおしぼりやタオルで軽く拭き取ってケアをします。エステサロンでは、お客様にシャワー室を利用してもらえると親切です。汗で髪が濡れてしまうこともあるため、ドライヤーも準備しておきましょう。
また、発汗により体内の水分が失われているため、水分補給をし、体調の回復に気を配ることも重要です。
片付け
使用後は、ヒートマットの表面に汗や皮脂が残っているため、濡れタオルで清掃し、十分に乾かしてから収納します。強く折り曲げると内部の電熱線が損傷するおそれがあるため、取扱説明書の指示に沿って保管することが重要です。
ヒートマットを使うときの注意点

ヒートマットは安全・快適に使用できるように設計されていますが、健康状態や使用するタイミング、温度調節などの注意点があります。ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。
使用できる健康状態(基礎疾患・皮膚疾患・妊娠中など)
まずは使用できる健康状態であるかどうかを確認してください。次の条件に当てはまる方は、ヒートマットを使うことで体調に悪影響が出るおそれがあります。
- 高血圧
- 低血圧
- 心臓疾患
- 妊娠中
- 皮膚疾患
- 体力の低下
- 高齢
ヒートマットは身体を熱で温める器具ですので、血圧や心拍、体温などに影響を与えます。特に妊娠中の方は、体調や胎児への影響が出ないように、産婦人科医への事前相談が必要です。
また、体力が低下している方は、体温調整機能が働かないことがあるため、ヒートマットの使用を控えましょう。皮膚の炎症や湿疹が出ている方は、ヒートマットの使用で皮膚への刺激が増えるため、事前に医師に確認を取ることが必要です。
使用前後の水分補給
ヒートマットの使用前後に水分補給を行うことも、注意点のひとつです。ヒートマットを使用すると、汗をかきやすくなるためです。補給する水分は、グラス1杯程度で構いません。
エステサロンでは、脱水症状を防ぐために、使用前後にはお客様に水分補給を促しましょう。満足度の高い施術体験を提供するためには、事前準備とアフターケアが重要です。
使用する適切な時間と頻度
ヒートマットを使用する適切な時間は1回30~60分以内で、頻度は1週間に2~3回程度です。定期的に使用することで、温まりやすさを実感しやすくなります。
ただし、使用時間を長くしても、必ずしも満足度が高まるとは限りません。十分な効果を感じられる施術時間であることがポイントです。
エステサロンでは、長時間の施術でお客様が疲れてしまわないように、適切な時間と頻度を守りましょう。
温度の調節
一般的なヒートマットには、温度調節機能が搭載されています。ただし、人によって温度の体感には違いがあり、冷え性の方には、一般的な体質の方に比べて温度を感じにくい傾向があります。また、30分以上の長時間にわたる施術では、低温やけどのリスクが伴います。
エステサロンでは、お客様の体質や体調に合わせて、適切に発汗できるようにヒートマットの温度を調節することが重要です。電源を入れた直後は55~60℃程度に設定し、お客様の様子を観察しながら温度を調節しましょう。
メンテナンスと保管
ヒートマット本体の水洗いは故障の原因となるため、拭き取りが基本です。折りたたみタイプでは、電熱線に負荷がかからないように配慮しましょう。
おすすめのエステ用ヒートマット

ヒートマットを施術に導入したいサロンにおすすめの製品が、「Beautix Mat professional」です。カーボンファイバーによる発熱方式と身体をじんわりと温める遠赤外線を採用しています。
また、温度設定が分かりやすく、3分ほどで60℃まで温まる点も特徴です。デザインがシンプルでお手入れしやすく、エステサロンに取り入れやすい構造になっています。
ヒートマットを正しく使って施術効果を高めよう

ヒートマットは、身体を温める効果やリラクゼーション効果を目的として使用される温熱機器です。温度設定や使用時間を守ることで、安全かつ快適に施術を提供しやすくなります。
「Beautix Mat professional」は、シンプルな操作性で高性能な業務用ヒートマットです。55,000円(税込)の価格帯で、初めて導入するサロンにもおすすめです。以下のページで詳しくご紹介していますので、ヒートマットの導入を検討されている際に、ぜひご覧ください。














