エステサロンでは、施術の質を高めるために、さまざまな機器やアイテムが活用されています。本記事では、エステ用ヒートマットの仕組みや効果、選び方などを解説します。ヒートマットの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
エステ用のヒートマットとは?
エステ用ヒートマットは、身体を温めて施術効果を高めるためのアイテムです。ここでは、エステ用ヒートマットの仕組みと使い方、効果などについて解説します。
仕組みと使い方
エステ用ヒートマットには電熱線が内蔵されており、電気の熱によって身体を温める仕組みです。身体を包み込むように温められるため、施術前のリラックス目的で使用することもできます。
例えば、痩身エステやブライダルエステなどを開始する前の準備として取り入れると、ほどよい温かさで心身のリラックスを促します。お客様の体質に合わせて発汗しやすい温度に調整することで、施術中・施術後の快適さが高まります。
以上のように、リラックスできる環境づくりや施術を受けやすい状態に整える目的で、エステ用ヒートマットが活用されています。
効果
エステ用ヒートマットの効果として、身体を適度に温めることで施術中に心地よさを感じやすくなります。また、温めた身体に美容オイルやパックを使用すれば、肌になじみやすくなります。
岩盤浴やサウナとの違い
エステ用ヒートマットと岩盤浴、サウナでは、熱の伝え方に違いがあります。
- ヒートマット:伝導(直接触れて熱を伝える)
- 岩盤浴:伝導と放射(遠赤外線で熱を伝える)
- サウナ:対流(温めた空気で熱を伝える)
エステ用ヒートマットは、岩盤浴と同様に熱源に触れることで熱を伝える施術アイテムです。岩盤浴では、温めた岩からの熱伝導に加えて、遠赤外線の放射熱も伝わります。
一方で、サウナでは、温めた空気を対流させて熱を伝えます。空間全体を温めるために、広いスペースが必要です。
エステ用ヒートマットの形状

エステ用ヒートマットには、主に4種類があります。
- 敷きマット
- セパレート
- 折りたたみ
- ドーム型
ここでは、それぞれの形状について詳しく解説します。
敷きマット
施術ベッドの上に敷いて使用するタイプです。体を包み込む構造ではないため、ベッドサイズを選ばず、スリムなベッドにも使用できます。
セパレート
上半身と下半身の2枚に分かれているタイプです。施術する部位だけマットを外して、他の部分を温め続けながら施術が行えます。
施術中にヒートマットを全て剥がしてしまうと、せっかく温まった身体全体が冷えてしまいます。セパレートタイプなら、お客様の身体を冷やさずに施術できるため、顧客満足度の向上が期待できます。
セパレートタイプには、コントローラーが2台付属していて、2名の施術に使用できる製品もあります。
折りたたみ
二つ折りや三つ折りなど、折りたたんで使用するタイプです。折りたたむことで、身体の前面と背面の両方を手軽に温められます。また、折りたたむ際に断線しないように電熱線が強く、コンパクトに収納しやすい点も特徴です。
そして、折りたたみタイプには、上部と下部で異なる温度に調節できる製品もあります。脂肪の厚みや施術内容によって柔軟に温度調節ができ、施術中の快適さを保ちやすく、扱いやすい点が特徴です。
ドーム型
ドーム型は、その名の通り形状がドームで、中に入って全身を温められるタイプです。敷きマットタイプだとお客様が施術中に手足を動かしにくいですが、ドーム型は中が空洞になっているので、温熱中に身体を動かすことができます。
遠赤外線を発するタイプを選べば、より高い温熱効果を得られる点もメリットです。敷きマットタイプと比較すると施術スペースを取りますが、短時間で身体を温めたい場合にドーム型が適しています。
エステ用ヒートマットの選び方

エステ用ヒートマットを選ぶ際は、次の3つのポイントを押さえるとスムーズです。
- サイズ・形状・素材を選ぶ
- 機能性を重視する
- 使用場所を考慮する
ここでは、それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
サイズ・形状・素材を選ぶ
エステの施術内容によって、ヒートマットに適したサイズや形状が変わります。全身をしっかり温めたいのであればドーム型や折りたたみタイプが適しています。部分的に温めたい場合は、セパレートタイプが便利です。
また、手や足を部分的に温めるタイプもあります。足の施術を重点的に行う場合は、足用のエステ用ヒートマットが適しています。
それから、素材選びも重要です。汗に強い素材や衛生管理をしやすい素材を選ぶことで取り扱いやすくなります。
機能性を重視する
エステ用ヒートマットの製品によって、いろいろな機能が搭載されています。具体的には、温度調整をはじめ、タイマーや遠赤外線の放出といった機能です。温度調整が可能なタイプであれば、暑さが苦手なお客様に合わせて温度を設定できます。
また、タイマーを設定すれば終了時間を通知できるので、施術をスムーズに行うことが可能です。2段階や4段階のタイマーを設定できる製品を選べば、施術メニューに合わせて有効活用できます。
使用場所を考慮する
施術ベッドの上でヒートマットを使用する場合は、ベッドのサイズに合うエステ用ヒートマットを選びましょう。コンパクトに使用したいのであれば、敷きマットタイプが活用しやすいです。十分なスペースを確保でき、しっかり温熱効果を高めたい場合は、ドーム型がおすすめです。
おすすめのエステ用ヒートマット

「ビューティクスマット」は、エステ用のヒートマットとしておすすめです。遠赤外線を放出し、心地よい温かさを感じやすい点が特徴です。身体が温まりやすく、すっきりとした使用感を得やすくなります。
さらに、上半身と腰部、下半身の3ゾーンに分けて温度調節ができる点もポイントです。特に冷えやすい部分は温度を高めに設定し、熱に弱い部分は温度を低めに調整することで、お客様ごとに快適な施術を提供しやすくなります。
お手入れ方法は水洗いをせずに、柔らかいキッチンペーパーやタオルなどで水分を拭き取るだけなので、取り扱いやすいです。忙しい施術中でも素早くお手入れできます。痩身エステやリラクゼーションなどの幅広い施術に活用できるエステ用ヒートマットです。
エステに適したヒートマットを選ぼう
温活が注目されている昨今では、エステ用ヒートマットは施術効果と顧客満足度を高めるために有効な美容機器です。痩身エステに限らず、身体を温めながら行うフェイシャルやリラクゼーションマッサージなどの施術に役立ちます。
エステ用ヒートマットを選ぶ際には、温熱効果が高いタイプやタイマー・温度調整機能が充実しているタイプを選ぶことが望ましいです。エステ用ヒートマットの導入を検討されている方は、ビューティクスマットの製品ページをぜひ参考にしてみてください。














