脱毛機のランプは、毛根に熱を加えるための光エネルギーを生み出す部品です。本記事では、脱毛の施術品質に影響を与えるランプの仕組みや交換時期を丁寧に解説します。キセノンランプの特徴もまとめてありますので、サロン運営にぜひお役立てください。
脱毛機のランプとは?
脱毛機のランプとは、脱毛効果のある光を照射するための光源となる部品です。光エネルギーを生み出す中心的な部品であるため、脱毛の施術品質に大きな影響を与えます。
強いエネルギーを発生させるため、使用を重ねるにつれて劣化が進むことを理解しておくことが重要です。劣化に気づかず施術を続けた場合は照射ムラや出力不足を引き起こすおそれがあるため、十分に注意しましょう。
主な役割
脱毛機のランプは、生成した光を照射して毛根のメラニン色素に熱を加え、脱毛する役割を担っています。光には紫外線などの有害な成分が含まれていますが、フィルター部分で除去する仕組みです。脱毛施術で使用される帯域の光のみを肌に照射します。
ハンドピースとの関係性
一般的な脱毛機では、ランプがハンドピースの内部に組み込まれています。どちらか一方に不具合があったとしても、施術のトラブルを引き起こすリスクがあります。
脱毛機のランプを点検・交換する際は、同時にハンドピースも確認することも重要です。脱毛機によってはランプのみ交換できる機種もあれば、ハンドピース一式の交換が必要な機種もあります。
脱毛機のランプの交換

脱毛機のランプは、使用するたびに劣化が進んでいきます。そのため、適切なタイミングで交換しなければなりません。ここでは、脱毛機のランプを交換する理由とタイミング、費用について解説します。
交換する理由
脱毛機のランプを適切なタイミングで交換する理由は、安全性を確保し、安定した施術を行うためです。脱毛機やランプの種類によって、推奨使用回数が定められています。
ランプが寿命を迎えると、出力が不足して脱毛効果が弱くなるため、お客様からクレームを受けるリスクがあります。また、不安定な状態のランプを使用し続けると、火傷のリスクも高くなります。安全性を確保するうえでも、適切なタイミングで交換しなければなりません。
さらに、使用回数の上限を超えても交換しない場合は、脱毛機本体の故障を招いてしまうこともあります。
交換のタイミング
推奨使用回数を超えるタイミングで、脱毛機のランプを交換してください。脱毛機やランプの種類によって推奨使用回数は異なりますが、数万~数十万ショットが目安です。メーカーがショット数の上限を設定しているので、取扱説明書を確認しましょう。
ただし、使用環境によってランプが劣化するスピードは変わります。施術回数が多いサロンや一日の稼働時間が長い店舗では、より短い期間での交換が必要です。
交換の費用
ランプの交換費用は、脱毛機やランプの種類によって幅があります。一般的には、数万~数十万円が相場です。ランプとハンドピースの一体型の場合は、セットで交換しなければならないため、費用が高額になります。
また、ランプ本体と作業工賃を含めた総額を確認しておくことも重要です。費用を抑える方法として、正規メーカー以外の専門業者に依頼するという選択肢もあります。しかし、脱毛機の保証が適用されなくなってしまうおそれがあるため、トータルコストを慎重に判断しましょう。
脱毛機のキセノンランプの特徴

光脱毛機に広く採用されているタイプが、「キセノンランプ」です。キセノンガスと呼ばれるガスが入っているランプで、紫外線から赤外線までの広い波長帯域をもっているのが特徴です。以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
キセノンランプのメリットとして、広い波長の光を一度に照射できるため、幅広い毛質や肌質に対応しやすい点が挙げられます。1ショット当たりのエネルギーが高いため、施術時間の短縮につながります。
また、照射面積が広いハンドピースと組み合わせることで、施術効率を高めやすく、サロンの回転率アップに寄与します。
したがって、キセノンランプは、限られた従業員数や脱毛機の台数で効率的に施術を提供したいサロンに適したランプです。
デメリット
発生する熱エネルギーが大きく、劣化が進みやすいことが、キセノンランプのデメリットです。メーカーによってショット数の上限が決められており、それを超えると精度が落ちていきます。
それから、キセノンランプは広帯域の光を発するため、不要な波長が肌に負担を与えるリスクがあります。高熱を発生する構造のため、冷却に時間がかかり、施術スピードが低下しがちです。
劣化に気づかず使い続けると危険であるため、定期的な点検を必ず行いましょう。
LEDランプとの違い
キセノンランプと<LEDランプでは、光の特性と耐久性が大きく異なります。
LEDランプには、光が分散しにくい直進性の特徴があるため、肌のより深い層へ光を届けられます。また、寿命が長く、キセノンランプよりも長期間にわたり使用できるため、エネルギー効率の高さも特徴です。
一方で、幅広い波長が必要な施術には、キセノンランプが適しています。広帯域の光を必要とする施術や美肌ケアを組み合わせた施術などに、柔軟に対応できます。
どちらか一方が優れているとはいえないので、施術メニューやお客様のニーズに適したランプを選ぶことが重要です。
脱毛機のランプに関するよくある質問

脱毛機のランプを選ぶ際には、劣化・寿命のチェックポイントやショット数の上限などに関する疑問を抱くものです。ここでは、脱毛機のランプに関するよくある質問を集めましたので、回答をご紹介します。
ランプの劣化・寿命を見分けるポイントはありますか
以下のような変化が見られた場合は劣化が進み、寿命を迎えている可能性があります。
- お客様からの施術中の痛み・刺激に関するクレームが増えた
- 設定を変えていないのに脱毛効果が落ちている
- メーカー推奨のショット数の上限に近付いている
劣化したランプでは、光が出ていても、出力が適正でなくなっていきます。メーカー推奨のショット数を超えると、脱毛効果を得られなくなるため、定期的にランプの点検・交換を行いましょう。
なぜ脱毛機によってショット数の上限が異なるのですか?
脱毛機によってショット数の上限が異なる理由は、主にランプの性能や性質です。脱毛機ごとに出力する光の波長や強さが異なるため、ランプのショット数が変化します。また、どの程度まで劣化が進んだら交換すべきかという判断基準も、脱毛機の種類によって異なります。
したがって、脱毛機の種類によって長持ちするランプもあれば、早く寿命を迎えるランプもあるため、メーカーが推奨するショット数を確認しましょう。
どのような流れでランプを交換できますか?
脱毛機のランプを交換する一般的な流れは、以下の通りです。
- メーカーや修理業者への相談
- 交換費用の見積もり
- ランプ・ハンドピースの発送または技術者の訪問
- ランプの交換と古いハンドピースの返送
ランプ・ハンドピースをメーカーや業者に送って交換してもらう方法と技術者がサロンを訪問して修理を行う方法があります。少ない台数の脱毛機を配置しているサロンでは、ランプ交換が発生すると施術スケジュールに悪影響が及ぶおそれがあるため、注意が必要です。
サロン経営への悪影響を防ぐためには、訪問による交換に対応しているか、代替機の貸し出しに対応しているかを事前に確認しておきましょう。ランプ交換の保証内容もメーカーによって異なるため、事前の確認が必要です。
脱毛機のランプの性能をチェックしよう

安全かつ効果的に施術を行うために、脱毛機のランプを良好な状態に保たなければなりません。ランプの劣化・寿命を適切に判断するために定期的な点検を欠かさず、適切なタイミングで交換しましょう。ショット数の残量だけに注目するのではなく、施術中の変化にも目を向けることで、トラブルを防ぎやすくなります。
高性能なランプを搭載した脱毛機の導入を検討しているサロンには、ドイツ製キセノンランプを使用している「epi Move」がおすすめです。劣化しにくく、ショット回数が増えてもパワーが落ちにくいのが特徴です。優れた冷却持続力により連続使用が可能なため、回転率の向上にもつながります。以下のページで詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。













