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ダーマペンとは?鼻だけ治療可能?毛穴の開きには効果がない?

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ダーマペンとは?鼻だけ治療可能?毛穴の開きには効果がない?

今人気のダーマペン。SNSなどでもよく目にするのではないでしょうか。ダーマペンとはペン型の機器で、総合的な肌悩みにアプローチする施術です。この記事では、ダーマペンの仕組みや効果、注意点などについて紹介します。

ダーマペンとは?

ダーマペンは、小ジワやたるみ、毛穴の開き、ニキビ跡などさまざまな肌悩みを改善できる施術です。

施術方法としては、ペン型の機器を使用します。極細のハリを肌に刺し、一時的に目に見えないほど小さな穴を開けると肌に小さな傷ができます。ダーマペンは、皮膚がその傷を自然に修復しようとする治癒力を引き出す施術です。

具体的な自然治癒力の仕組みとしては、肌に傷ができると皮膚の内部の線維芽細胞が活性化されます。線維芽細胞は、肌の弾力に必要な『コラーゲン』や『エラスチン』を生成する細胞です。線維芽細胞の活性化でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されると同時に、肌の生まれ変わりの周期であるターンオーバーの正常化も促され、なめらかで美しい肌の状態に導いてくれます。

ダーマペンで鼻だけを治療することは可能?

ダーマペンで鼻だけを治療することは可能?
肌のさまざまな悩みにアプローチするダーマペンは、鼻だけの施術も可能です。ダーマペンは鼻に関する肌や毛穴のトラブルにも対応しています。特に、鼻の毛穴悩みで多いのがいちご鼻ではないでしょうか。いちご鼻のケアとしてダーマペンを使用すると、毛穴の開きを改善する効果や小鼻の細かい部分までアプローチする効果、薬剤の使用効果アップなどが期待できます。

エステサロンや美容クリニックによっては、肌のみの施術プランしか用意されていない場合があります。しかし、鼻のみのメニューがない場合も、カウンセリングで「鼻のケアをしっかり行いたい」と伝えれば、多くのエステサロンやクリニックで鼻を重点として施術を行ってくれます。

ダーマペンによるいちご鼻治療の特徴

ダーマペンによるいちご鼻治療の特徴
ここでは、ダーマペンによるいちご鼻治療の特徴について、さらに詳しく解説していきます。

手入れしにくい細部の凹凸まで改善できる

ダーマペンはペン型機器についた極細の針で施術を行うため、小鼻など、セルフケアでは難しい凹凸がある部分にもアプローチできます。レーザーでは難しい細かい部分も、小回りをきかせピンポイントでケアできるため、小鼻の毛穴治療に適しています。

角栓の発生を抑える

ダーマペンは角栓の発生を抑える効果も期待できます。

先述の通り、ダーマペンで肌に小さな穴を開けた部分は、自然治癒力が発揮され回復していきます。回復する過程で肌のターンオーバーが促進されるため、余分な皮脂が排出されやすくなります。角栓のもととなるのは、皮膚表面や毛穴に詰まった角質や皮脂です。余分な皮脂が排出され角栓が小さくなると、毛穴が引き締まりいちご鼻も目立たなくなります。

メラニン色素を排出する

ダーマペンの施術による小さな傷が修復される過程で、余分な皮脂が排出されやすくなると紹介しました。実は、余分な皮脂だけではなく、メラニン色素の排出も助けてくれます。皮膚の自然治癒力でターンオーバーが促されるとメラニンの排出が促され、色素沈着によるニキビ跡の改善効果が期待できます。年齢とともに肌のターンオーバーは乱れやすくなるので、肌の色素沈着をどうにかしたいと考えている方は、ピンポイントで施術を行うのがおすすめです。

いちご鼻治療の他にダーマペンに期待できる効果

いちご鼻治療の他にダーマペンに期待できる効果
ダーマペンはいちご鼻の治療効果について解説してきましたが、その他にも様々な肌悩みに対応できます。ここでは、ダーマペンの期待できる4つの効果を紹介します。

毛穴の開きを改善する

毛穴の開きの原因はさまざまですが、大きな原因の1つとして、皮脂の過剰分泌があります。本来、皮脂は肌を乾燥から守る役割がありますが、必要以上に分泌されると毛穴が開く原因となります。皮脂の過剰分泌は食生活の乱れや乾燥、ホルモンの影響によって起こります。

皮脂の過剰分泌が原因で開いてしまった毛穴には、ダーマペンの施術が効果を発揮します。施術によって促された自然治癒力でコラーゲンなどの美容成分が生成されたり、肌のターンオーバーが正常化されたりすると、肌にハリが出て、毛穴の開きが目立たなくなるためです。

ニキビ跡を解消できる

重症のニキビの炎症が治まった後にニキビ跡ができてしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ニキビ跡は自然に治るケースもありますが、治るまでに時間がかかったり、年齢を重ねるほど治りにくくなったりします。

ダーマペンはニキビ跡の修復にも有効です。この施術によりコラーゲンとエラスチンの生成が促され、肌の再生を助け、ニキビ跡を滑らかに改善する可能性があります。ダーマペンは針が深部まで届くため、皮膚の深い部分まで及んでしまったニキビ跡にもアプローチできるでしょう。

肌に弾力を与える

ダーマペンは、コラーゲンやエラスチンといった肌を美しく保つ成分の生成を活性化させる効能があるとされています。コラーゲンやエラスチンといった皮膚の組織によって生産される成分は、肌に弾力性と張りを提供するために欠かせないものです。

肌の美容成分は、紫外線ダメージや年齢を重ねていくうちに減少し、肌の乾燥やたるみの原因となります。ダーマペンは肌に小さな穴を開け美容成分の生成を促進するため、肌に潤いや弾力をもたらしてくれるのです。

シミを抑える

そもそもシミは局所的にメラニンが過剰に作られてしまうことが原因でできます。通常は肌のターンオーバーで毛穴の汚れとともにメラニンも排出されますが、上手く新陳代謝が行われていないと、シミとして残ってしまうのです。

ダーマペンの施術によって先述の線維芽細胞が活性化されると、肌の新陳代謝がアップします。その結果、メラニンも排出されやすくなり、シミの発生を抑えやすくなります。施術の際にシミに効果が期待できる薬剤を注入すれば、より高い美容効果が得られるケースもあるでしょう。

ダーマペンの注意点

ダーマペンの注意点
総合的な肌悩みにアプローチできるダーマペンですが、注意しなければならないポイントもあります。

状況に応じて施術が受けられない場合がある

一般的に、妊娠中や授乳中の方、金属アレルギーや麻酔アレルギーをお持ちの方、ケロイド体質の方などはダーマペンの施術を受けられません。エステサロンやクリニックによって条件が異なるので、事前に必ず確認しましょう。

日焼け対策を行う

ダーマペンの施術を受けた後は、日焼けを避けなければなりません。治療後に過度な日焼けをすると、肌が炎症を起こす可能性があるからです。紫外線が強い季節に施術を受ける場合は、日焼け止めクリームなどを使用し、肌を守りましょう。ただし、エステサロンやクリニックによっては施術後に日焼け止めの使用を控えるよう指示する場合もあります。日傘やカーディガンなども活用して日焼け対策を行いましょう。

肌の保湿を欠かさない

施術後は肌が乾燥しやすい状態になっています。化粧水や乳液にプラスしてクリームなども使用するようにしましょう。特に乾燥しやすい季節は部屋の加湿なども忘れずに行ってください。

ダーマペンはさまざまな肌悩みにアプローチできる

ダーマペンはさまざまな肌悩みにアプローチできる
ダーマペンについて解説してきました。ダーマペンは、小ジワやたるみ、ニキビ跡など幅広い肌悩みにアプローチできるほか、気になるいちご鼻だけなどピンポイントで施術を行えるのが特徴です。ただ、施術後は乾燥しやすいため保湿対策を徹底し、肌ダメージから守るためにも日焼け対策を万全に行いましょう。

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