よもぎ蒸しは、よもぎを煮出した蒸気で身体を温める温浴メニューとして、エステサロンやリラクゼーションサロンなどで取り入れられています。
よもぎ蒸しに使用するよもぎを探していると、「乾燥よもぎ」や「熟成よもぎ」といった名称を目にすることがあります。
「乾燥よもぎと熟成よもぎは何が違うの?」
「一般的な乾燥よもぎは熟成していない?」
「3年熟成よもぎにはどのような特徴がある?」
「サロンではどのようなよもぎを選べばいい?」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
乾燥よもぎと熟成よもぎの大きな違いは、乾燥後の保管・熟成工程にあります。ただし、乾燥よもぎがすべて未熟成というわけではなく、商品の製造方法によって異なります。
本記事では、乾燥よもぎと熟成よもぎの特徴や違い、よもぎ蒸しに使用するよもぎの選び方について、サロン様向けにわかりやすく解説します。
よもぎ蒸しに使う乾燥よもぎと熟成よもぎとは?
よもぎ蒸しでは、生のよもぎではなく、乾燥させたよもぎが一般的に使用されています。
乾燥よもぎと熟成よもぎは、まったく異なる植物を指すものではありません。どちらもよもぎを原料としており、加工方法や保管工程によって呼び方が異なります。
乾燥よもぎとは?
乾燥よもぎとは、収穫したよもぎの葉や茎などを乾燥させたものです。
よもぎには水分が含まれているため、収穫後に適切な乾燥処理を行うことで、水分を減らし、保管や取り扱いがしやすい状態にします。
乾燥方法には、自然乾燥や機械乾燥などがあり、製造する商品によって異なります。
よもぎ蒸し用として販売されている乾燥よもぎも、産地や品種、乾燥方法、カットの大きさなどはさまざまです。
なお、「乾燥よもぎ」という名称だけでは、乾燥後にどのくらい保管されているか、熟成工程があるかまでは判断できません。
熟成よもぎとは?
熟成よもぎとは、一般的に乾燥させたよもぎを一定期間保管し、熟成工程を経たものを指します。
例えば「3年熟成よもぎ」は、乾燥後に約3年間の熟成期間を設けた商品として販売されています。
ただし、よもぎの熟成には統一された製造基準があるわけではなく、保管環境や管理方法は製造元によって異なります。
また、熟成期間が長ければ必ず品質が高くなるというものでもありません。
熟成期間だけでなく、原料となるよもぎの品質や乾燥方法、保管環境なども重要なポイントです。
乾燥よもぎと熟成よもぎの関係
乾燥と熟成は、それぞれ異なる工程を指します。
乾燥は、よもぎに含まれる水分を減らす工程です。一方、熟成は、乾燥後などに一定期間保管する工程を指すことがあります。
つまり、熟成よもぎも乾燥工程を経ている場合が多く、乾燥よもぎと熟成よもぎは必ずしも対立する分類ではありません。
一般的な乾燥よもぎにも一定期間保管された商品があるため、具体的な違いを知りたい場合は、製造方法や熟成期間を確認するとよいでしょう。
乾燥よもぎと熟成よもぎの違いとは?

乾燥よもぎと熟成よもぎを比較する際は、製造工程だけでなく、香りや品質管理などにも注目することが大切です。
乾燥・熟成工程の違い
乾燥よもぎは、収穫後に乾燥処理を行ったものです。
一方、熟成よもぎは、乾燥後に一定の熟成期間を設けていることが特徴です。
| 比較項目 | 乾燥よもぎ | 熟成よもぎ |
|---|---|---|
| 原料 | よもぎ | よもぎ |
| 乾燥工程 | あり | 一般的にあり |
| 熟成工程 | 商品によって異なる | 一定の熟成期間を設ける |
| 保管期間 | 商品によって異なる | 1年・3年など商品によって異なる |
| 香り | 品種・加工方法などによる | 品種・熟成条件などによる |
| 品質 | 原料・製造管理による | 原料・製造管理による |
このように、乾燥よもぎと熟成よもぎの違いは、名称だけでなく、実際の製造工程を確認することが重要です。
香りや使用感の違い
よもぎ蒸しでは、蒸気とともに広がるよもぎ特有の香りも、施術中の雰囲気をつくる要素のひとつです。
よもぎの香りは、品種や産地、収穫時期、乾燥方法、保管環境などによって異なります。
熟成工程を経ることで香りの印象が変化する場合もありますが、必ずしも熟成よもぎの方が香りが強い、あるいは穏やかになるとは限りません。
また、よもぎ蒸しでは使用量や煮出す時間、水の量などによっても香りの感じ方が変わります。
サロンで使用する場合は、実際に香りを確認し、お客様が心地よく過ごせるかどうかを判断するとよいでしょう。
熟成期間によって効果は変わる?
「3年熟成よもぎの方が、一般的な乾燥よもぎより効果が高いのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、熟成期間が長いほど、よもぎ蒸しによる美容・健康効果が高まると断定できる十分な科学的根拠はありません。
よもぎ蒸しの使用感は、よもぎの種類だけでなく、蒸気の温度や施術時間、使用環境などにも左右されます。
そのため、熟成期間を効果の優劣として考えるのではなく、製法や原料、香りなどの特徴として比較することが大切です。
よもぎ蒸し用のよもぎはどう選ぶ?

サロンでよもぎ蒸しを提供する場合、よもぎの価格だけでなく、原料や品質、取り扱いやすさなどを総合的に確認することが重要です。
よもぎの種類や産地を確認する
よもぎにはさまざまな種類があり、日本産や韓国産など、産地によって使用される品種も異なります。
韓国では、江華島(カンファド)産の獅子足よもぎ(サジャバルヨモギ)などが知られています。
商品によっては、よもぎ100%のものだけでなく、ほかの植物やハーブをブレンドしたものもあります。
よもぎ本来の特徴を重視したい場合は、使用している品種や原産地、配合内容を確認しましょう。
乾燥方法や熟成期間を確認する
乾燥方法や熟成期間は、商品ごとの特徴を比較するポイントです。
自然乾燥か機械乾燥か、熟成期間が設けられているかなどを確認することで、製造工程への理解が深まります。
ただし、自然乾燥だから必ず優れている、熟成期間が長いほど良いというわけではありません。
製造工程だけでなく、適切な品質管理が行われているかも合わせて確認しましょう。
品質や安全性を確認する
よもぎ蒸しでは、よもぎを加熱して発生する蒸気を使用するため、原料の品質管理も重要です。
サロン用のよもぎを選ぶ際は、原料の産地や製造元が明確であるか、異物混入や湿気への対策が行われているかなどを確認しましょう。
残留農薬検査などの情報が公開されている場合は、商品を比較する際の参考になります。
また、開封後は湿気や直射日光を避け、メーカーが案内する保管方法に従って使用することが大切です。
容量や使いやすさを確認する
業務用として使用する場合は、容量や1回あたりの使用量も確認しておきたいポイントです。
大容量タイプは継続的に使用するサロンに向いている一方、小分けタイプは計量の手間を減らしやすいという特徴があります。
また、よもぎのカットの大きさによっても、計量や取り扱いのしやすさが異なります。
サロンの施術件数や保管スペース、運用方法に合わせて選ぶとよいでしょう。
韓国・江華島産の3年熟成よもぎとは?

乾燥よもぎと熟成よもぎの違いを理解したうえで、原料や製法にこだわったよもぎを探しているサロン様には、韓国産の熟成よもぎも選択肢のひとつです。
江華島産の獅子足よもぎを使用
株式会社はいぽけっとの「韓方熟成よもぎプレミアム」は、韓国・江華島産の獅子足よもぎを100%使用した、よもぎ蒸し用の商品です。
ほかの薬草やハーブをブレンドせず、よもぎのみを使用しています。
なお、商品名の「韓方」は韓国の伝統的な薬草・養生文化に由来する名称であり、複数の韓方素材を配合しているという意味ではありません。
自然乾燥後に3年間熟成
韓方熟成よもぎプレミアムは、手摘みで収穫した獅子足よもぎを自然乾燥させ、3年間熟成させた原料を使用しています
また、残留農薬検査で不検出が確認された原料を使用していることも特徴です。
熟成による効果の優位性を示すものではありませんが、原料の産地や製造工程を重視するサロン様にとって、商品選びの参考になるでしょう。
サロンで使いやすい韓方熟成よもぎプレミアム
韓方熟成よもぎプレミアムは、よもぎ蒸しメニューを提供するサロン様向けに、複数の容量を展開しています。
40gのほか、継続使用に適した250gタイプも用意しており、サロンの使用頻度に合わせて選ぶことができます。
また、250gタイプには小分け用の袋が付属する商品もあり、施術時の計量や管理に活用できます。
よもぎの原料や熟成工程にこだわりたいサロン様は、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
乾燥よもぎと熟成よもぎの違いを知って選ぼう

乾燥よもぎと熟成よもぎは、異なる種類の植物というわけではなく、主に乾燥後の熟成工程や保管期間などに違いがあります。
また、一般的な乾燥よもぎがすべて未熟成とは限らず、商品によって製造方法は異なります。
よもぎ蒸し用のよもぎを選ぶ際は、熟成期間だけで判断せず、品種・産地・乾燥方法・品質管理・使いやすさなどを総合的に確認することが大切です。
サロンのコンセプトや施術メニューに合ったよもぎを選び、お客様に安心して利用いただけるよもぎ蒸しメニューづくりに役立ててみてください。















