ラジオ波は、エステサロンや美容クリニックで行われる痩身メニューで使用され、体の内部が温まる心地よさで人気を集めています。
ここでは、ラジオ波エステについて、ラジオ波の効果や種類、マシンの選び方について紹介します。

ラジオ波(RF)エステとは

ラジオ波は、30～300MHzの高い周波数を持つ電磁波のことです。ラジオ波を体に当てると、体内の水分に振動を与え、分子同士が摩擦を起こしてジュール熱を発生させます。
その熱が体の皮下組織まで届き、代謝を促す仕組みです。

ラジオ波の種類には、モノポーラ、バイポーラ、ユニポーラの3つがあり、届く深さや周波数の大きさが異なります。高い周波数であるほど与える振動が細かくなり、脂肪細胞の高い分解効果が期待できます。

ラジオ波エステの効果

ラジオ波エステでは、新陳代謝がよくなることで、主に6つの効果が期待できます。

むくみの改善を促す

むくみは、血液やリンパの流れが悪くなり、細胞の間に老廃物や余計な水分が溜まった状態です。ラジオ波は細胞に振動を与え、摩擦熱を生じさせるので、体内の温度を上昇させます。熱により血液やリンパの流れがよくなると、余分な水分や老廃物が体外に排出されやすくなり、むくみ解消効果が期待できます。

筋肉のコリをほぐし、脂肪の燃焼をサポートする

ラジオ波は肌の内部を加熱するので、熱を深層筋や脂肪まで届けられるのが特徴です。筋肉と脂肪が温まると、コリがほぐれ、脂肪が細かく分解されやすい体になるため、脂肪の燃焼を促し、脂肪を減らす効果が期待できます。

基礎代謝が上がりやすくなり、太りにくくなる

ラジオ波の施術を受けると基礎代謝が上がりやすくなります。ラジオ波は、体の外側ではなく、内側から熱を作り出すため、長い時間体を温められるからです。体温が1℃上がると、基礎代謝が12～13％上がるといわれています。ラジオ波の施術で体の内部から温まることで、太りにくい体質が目指せるでしょう。

セルライト除去

セルライトは、肥大した脂肪細胞と老廃物や余分な水分が合わさり固まったものです。ラジオ波を使うことでセルライトまで熱が加わり、脂肪が分解しやすくなります。また、体の内部が温まり、代謝がアップすることで、余計な脂肪の蓄積を最小限に抑える働きもあります。

アンチエイジング

ラジオ波の施術を受けることで、アンチエイジング効果が期待できます。肌は日々様々なストレスにさらされており、ストレスを受けた肌は、硬くなったり、血流が悪くなったりして、肌トラブルが起きやすい状態になります。

肌にラジオ波を当てると、内側から温められ、血流をよくする効果が期待できます。血流がよくなると、血液やリンパの循環が促進されるほか、ホルモンバランスが正常化され、シワやたるみの改善に役立つコラーゲンが生成されやすくなります。

リラックス効果

ラジオ波の施術を受けると、ほんのりと温かさを感じられます。また、ラジオ波は体の内側で熱を発生させるので、施術後も温かさが持続しやすいのが特徴です。長時間にわたって体の内側が温まることで交感神経の緊張緩和につながり、ストレスの軽減やリラクゼーション効果が期待できます。

ラジオ波とキャビテーションとの違い

ラジオ波と同様に、キャビテーションもよく見かける施術ですが、違いが分からないという方も多いかもしれません。ラジオ波とキャビテーションはどちらも脂肪細胞にアプローチする施術方法ですが、いくつか違いがあります。

アプローチ方法の違い

ラジオ波とキャビテーションでは、脂肪細胞へのアプローチの仕方に大きな違いがあります。

ラジオ波は、体内で熱を発生させ体を温めることで、脂肪の燃焼や排出を促します。

一方でキャビテーションは、脂肪を落としたい部分に超音波を当て、脂肪細胞内に気泡を作ることで、細胞自体を破壊します。壊れた脂肪が体内に流れ出し、血管やリンパ管を取って排出される仕組みです。

期待できる効果の違い

ラジオ波では、体が温まって基礎代謝が上がることで、脂肪燃焼のサポートや、太りにくい体質になることが期待できます。そのため、全身痩せを目指したい方やリバウンドしたくない方に向いている施術といえるでしょう。

一方でキャビテーションは、超音波の力によって、ピンポイントで脂肪を破壊する施術方法であるため、ラジオ波と比べ即効性が期待できるのが特徴です。運動だけでは脂肪燃焼が難しい二の腕やお腹周り、おしりなど、部分的に痩せたいという方に向いている施術方法です。

ラジオ波エステのマシンの選び方

ラジオ波には主に、モノポーラ、バイポーラ、ユニポーラの3種類があります。エステサロンによって取り扱うマシンが異なります。マシンによって、周波数が届く範囲や出力、適した部位が異なるため、期待する効果に合わせて選ぶといいでしょう。

モノポーラ

モノポーラは、周波数が40～0.8MHzのラジオ波機器で、出力数25～200Wの電極1つで作られています。広く深い部分に作用するのが特徴で、お腹などの広い範囲の施術に使用されます。体の冷えや代謝の悪さに悩んでいる方、冷え性などの体質を改善したい方におすすめです。

バイポーラ

バイポーラは、周波数1MHz、出力数130Wのラジオ波機器のことで、2極の電極の間をラジオ波が通ります。狭く浅い範囲に作用するのが特徴で、太ももや二の腕、おしりなどに使用されます。部分痩せをしたい方におすすめのマシンです。

ユニポーラ

ユニポーラとは、周波数が40.68MHz、出力数が200Wで、高周波、高出力なタイプです。電子レンジと似た性質を持つのが特徴で、肌の深い部分まで熱を発生させます。狭く深い範囲に作用するため、太ももや、二の腕、おしりといった部分的な施術に使用されます。即効性が期待できるマシンがいい方や、部分痩せをしたい方におすすめです。

アフターフォローサービスも重要

ラジオ波のマシンを選ぶ際には、期待する効果が得られるかが大切ですが、アフターフォローサービスが充実しているかも重要なポイントです。サポート体制やメンテナンス、製品の保証がいいマシンを選びましょう。

サポート体制

ます、ラジオ波のマシンのメーカーがどのようなサポートを行ってくれるかをチェックしましょう。メーカーの中には、集客の方法や、契約率を上げるカウンセリング術なども提供してくれるところがあります。

メンテナンス

マシンのメンテナンスはどうなっているのかを確かめましょう。故障したときに、修理に時間がかかるとお客様にも迷惑をかけてしまいます。メンテナンス体制がしっかりしているメーカーのマシンを選ぶといいでしょう。

製品の保証

製品の保証内容も重要です。お得な価格で購入しても、すぐに故障すると修理代がかさみます。どのような保証が付いているのか、購入後何年保証してくれるのかを必ず確認しましょう。

種類やアフターフォローの充実さでラジオ波機器を選ぼう

ラジオ波を体に当て、体の内部から温めるラジオ波エステについて紹介してきました。

ラジオ波には、モノポーラ、バイポーラ、ユニポーラの3種類があり、種類によって、周波数が届く範囲や出力、適した部位が異なります。期待する効果に合わせてマシンを選びましょう。また、アフターフォローサービスが充実しているかも、マシンを選ぶ上で重要なポイントです。

株式会社はいぽけっとの「SLIM MOVE-plus-」は、ラジオ波、吸引、LED、もみほぐしと、多機能を搭載している業務用痩身機器です。

温め、つぶす、流すを同時に行える機器なので、施術時間の短縮につながります。また、開業サポートや、集客支援サービス、経営コンサルサービスなど、購入後のアフターフォローも充実しています。

ラジオ波のエステ機器の導入でお悩みであれば、一度ご相談ください。