エステサロンには「バストのハリがなくなってきた気がする」と感じて来店されるお客様もいらっしゃいますので、原因を特定したうえで適したアドバイスや施術内容を提供することが必要です。
そこで本記事では、バストのハリがなくなる原因や対処法を解説します。バストケア向けのマシンもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
バストのハリがなくなる原因
バストのハリがなくなる主な原因は、以下の通りです。
- 運動習慣が身についていない
- 姿勢が悪い
- 加齢に伴い筋肉が衰えている
- 体重が急激に減少している
- ホルモンバランスが乱れている
ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
運動習慣が身についていない
運動不足は筋力の低下や血流の悪化を招き、その結果としてバストのハリが失われます。また、運動習慣がないと代謝が落ちて食欲が低下し、食事量が減少して、必要な栄養素をバランスよく摂れなくなることも、バストのハリがなくなる原因の一つです。
姿勢が悪い
胸の筋肉である「大胸筋」は、バストを支える役割を担っています。猫背など姿勢が悪い人は、大胸筋が使われにくいため、筋力が弱まってバストを支える力が低下してしまうのです。また姿勢が悪くなると運動不足と同様に血流が悪くなるため、バストのハリが失われてしまいます。
加齢に伴い筋肉が衰えている
年齢を重ねると、全身の筋力が衰えていきます。大胸筋も加齢によって衰えるため、バストのハリを失わせる原因となります。バストを支える「クーパー靭帯」が加齢によって緩むことも、バストのハリが失われる原因です。
また加齢によって脂肪が減るとバストが垂れたり、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成が低下したりするため、バストのハリも失われます。加齢はバストだけでなく、体全体のハリを失わせる原因の一つです。
体重が急激に減少している
急激な体重減少によって脂肪が減ることで、バストがたるんでしまうこともあります。過度なダイエットにより必要な栄養素を摂取できていないと、バストのハリを保つ成分を十分に生成できません。
ホルモンバランスが乱れている
ホルモンバランスが乱れることで、バストのハリが失われることもあります。特に乳腺に作用する「エストロゲン」は、バストのハリに影響を与えるホルモンです。エストロゲンにはバストを発達させる働きがあり、減少すると乳腺が萎縮してバストが垂れてしまいます。
特に更年期(閉経の前後5年間前後)にはエストロゲンが減少する(※1)ため、バストのハリが失われやすいです。エストロゲンには、肌のハリを保つ役割があります。エストロゲンの減少によって、バストだけでなく肌全体のハリが失われてしまいます(※2)。
※1参照元:公益社団法人日本産婦人科学会「更年期障害」(https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/)
※2参照元:【PDF】 京都光華女子大学・森本恵子「エストロゲンが女性の心身の健康に果たす役割」
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/73/8/73_535/_pdf/-char/ja)
バストのハリを取り戻すための方法
バストのハリを取り戻すためには、以下の方法が有効です。
- 筋トレを行う
- マッサージで血行を促進させる
- バストアップクリームなどを使用する
- バランスのよい食事を摂る
ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。
筋トレを行う
胸の筋肉を鍛えることで、バストのハリを維持しやすくなります。大胸筋や小胸筋を鍛えるエクササイズを取り入れてみましょう。例えば、様々な姿勢での腕立て伏せやダンベルプレスが効果的です。筋トレはバストのサイズアップにも効果が期待できるので、ぜひ取り入れることをおすすめします。
マッサージで血行を促進させる
マッサージでバストのハリを取り戻すことは難しいですが、血流を促して老廃物を排出することにより、バストの発達を促進する効果が期待できます。ただし激しいマッサージを行うとクーパー靭帯を傷つけてしまうリスクがあるため、適度なマッサージが望ましいです。
バストアップクリームなどを使用する
バストアップクリームの中には、保湿成分や肌の弾力を補う成分など、ハリを取り戻すために必要な成分が配合されているタイプがあります。女性ホルモンに似た働きがある成分を配合しているタイプもありますので、成分表を確認したうえで購入してください。
バストアップクリームに即効性は期待できませんが、保湿により肌を健やかな状態に保つことはバストのハリを維持することに役立ちます。
バランスの良い食事を摂る
バランスのよい食事を心がけて必要な栄養素を摂取することは、バストのハリを取り戻すために有効です。特に女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンやボロンなどの栄養素を積極的に摂ることもおすすめします。イソフラボンは大豆を始め、納豆や豆乳などの大豆製品に多く含まれます。ボロンは、キャベツやりんご、海藻などに多く含まれる栄養素です。
食事だけで必要な栄養素をバランスよく摂取することが難しい場合は、サプリメントを補助的に活用すると効果的です。
バストのハリを取り戻すための施術内容
バストのハリを取り戻すための施術には、主に以下の3種類があります。
- 脂肪注入
- ヒアルロン酸注入
- シリコンバッグ
脂肪注入
脂肪注入は、施術を受けるお客様の脂肪を採取してバストに注入する施術です。脂肪が気になる太ももやお腹から採取できるので、バストのハリを取り戻しつつ、気になる脂肪を取り除けるメリットがあります。
また本人の脂肪を注入するので、見た目や感触が天然のバストに近い点もメリットです。自然な形でバストのハリを取り戻したい方や、施術を周囲に気づかれたくない方に適しています。
ヒアルロン酸注入
バストのヒアルロン酸注入は、豊胸専用のタイプを注入します。脂肪注入よりも感触が硬めですが、見た目や揺れなどは天然のバストに近いです。脂肪を採取する必要がないため、施術の負担が少ない点がメリットです。
ただしヒアルロン酸は半年から1年ほどで体に吸収されてしまうので、バストのハリを維持したい場合は定期的に施術を受ける必要があります。長期的なコストがかかる点がデメリットです。
シリコンバッグ
シリコンバッグは、豊胸専用のシリコンバッグを挿入してバストアップを目指す施術です。1回の施術で2カップ以上サイズアップしたい場合には、シリコンバッグが適しています。メリットとして、バッグが劣化や破損しない限り、長くバストのハリを維持できる点がメリットです。
ただし他の施術と比べて感触が硬く、バストの動きが不自然な点はデメリットです。
バストのハリを取り戻すためにおすすめの機器
画像引用元:https://manomano.info/epimove3.html
epi Moveは、脱毛とフェイシャル、バストケアと、3つの施術を1台で行えるエステマシンです。バストケアでは、肌にハリとツヤを与える効果が期待できます。脱毛やフェイシャルの施術と組み合わせて、エステメニューを提供できます。
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バストケアに適したエステメニューを提供しよう
画像引用元:https://manomano.info/epimove3.html
エステサロンにおいてはバストのハリがなくなった原因を特定したうえで、お客様のニーズに適した施術を提供しなくてはなりません。施術の効果を維持するためには、アフターケアや生活習慣に関するアドバイスなども提供しましょう。
1台で3つの施術を行えるepi Moveは、マシンの優秀さだけでなく導入サポートが充実している点も大きな魅力です。サロンスタッフ向けの導入研修は何度でも無料で受講できるため、新しいスタッフが入るたびに研修を受けてもらえます。
他にもエステサロンの経営や集客に関するフォローアップ研修や技能講習などを提供しているので、経営力の向上を目指せる点もポイントです。以下のページで、epi Moveについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。