エステサロンや脱毛サロンは、近年さまざまな形態で展開されるようになりました。顧客自身で施術を行うセルフエステのほか、近年は顧客自身が脱毛の施術を行う「セルフ脱毛サロン」も見かけます。
セルフ脱毛サロンがどのように運営されているのか、開業する際に押さえておきたいポイントについて本記事で解説します。
セルフ脱毛サロンって何?
セルフ脱毛サロンとは、お客様が自身で業務用脱毛機を操作し、脱毛施術を行うサロンを指します。利用者の中には、スタッフに体を見られることや、VIOラインの施術に対して不安を感じる人もいます。セルフ脱毛サロンでは、自分で施術を行うため、他人に体を見られることがなく、リラックスして施術を進められます。人に見られず施術できる点から、ムダ毛を気にする男性にも人気があります。
また、施術を自分で行うため、サロンの利用料金が比較的安く設定されている点も顧客にとっての利点です。脱毛サロンはコースの契約が高額になることがありますが、セルフ脱毛サロンなら経済的に無理なく利用できます。
セルフ脱毛サロンは儲からない?
セルフ脱毛サロンはスタッフが施術を行わないため人件費がかからない分、利用料金が低くなるので売上が上がりにくいことから、儲からないのではと考えるかもしれません。しかし、セルフ施術かスタッフ施術かに関わらず、脱毛サロンの契約者数は、2015年から2020年にかけて増加しています。
参考:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000020081.html)
画像引用元:Google トレンド(https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=2014-11-25%202024-11-25&geo=JP&q=%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E8%84%B1%E6%AF%9B&hl=ja)
また、セルフ脱毛に興味を持つ人も増えているようです。Googleトレンドによると、2014年から2024年の10年間におけるGoogleでの「セルフ脱毛」の検索回数は、それ以前と比較して約6倍に増加しています。
参考:Google トレンド(https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=2014-11-25%202024-11-25&geo=JP&q=%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E8%84%B1%E6%AF%9B&hl=ja)
その要因として、VIO脱毛では施術部位を他人に見られることへの恥ずかしさや、男性がサロンでスタッフに施術を受ける際の恥ずかしさが挙げられます。
セルフ脱毛の需要は今後も増加すると予想され、セルフ脱毛サロンの開業は、利益を上げるビジネスチャンスとなる可能性があります。
セルフ脱毛サロンを開業する際のポイント
セルフ脱毛サロンを開業して経営を成功させるためのポイントとして、以下の5点が挙げられます。
- コンセプトやターゲットを明確にする
- ターゲット層に合った集客方法を活用する
- 複数の決済方法を導入する
- 未成年の脱毛に対応する
- 機能が充実している脱毛機を選択する
それぞれのポイントについて、以下に詳しく解説します。
コンセプトやターゲットを明確にする
どのような事業でも同様ですが、コンセプトやターゲットを明確にすることは重要です。セルフ脱毛サロンの場合、女性向けか男性向けか、または年齢層によってサロンの運営方針が異なります。男性も利用可能なサロンにする場合には、男性専用サロンとして運営する方法を検討することも可能です。
若年層をターゲットにするのか、社会人やミセス層をターゲットにするのかによって、価格や営業時間の設定が変わります。立地条件を踏まえた上で、コンセプトとターゲットを十分に検討する必要があります。
ターゲット層に合った集客方法を活用する
例えば若い世代をターゲットにする場合は、SNS広告を活用することで集客効果が見込めます。社会人の男性をターゲットにする場合は、新聞広告や電車内広告が効果的と考えられます。主婦層をターゲットにする場合は、キャンペーンを活用するなど、ターゲットに応じた集客方法を検討することが重要です。
複数の決済方法を導入する
クレジットカードに加えて、電子決済など複数の決済方法を導入することで、幅広い顧客層に対応できます。最近は現金決済を利用する人が減少傾向にあるとされていますが、クレジットカードを好まない人もいるため、現金決済を選択肢として残しておくことが重要です。
未成年の脱毛に対応する
脱毛の施術を希望する人の年齢層は広がりつつあり、特に若い人で脱毛をしたいという人が増えています。未成年の脱毛にも対応することで、より多くの顧客を獲得することが可能です。未成年の施術には保護者の同意書が必要となるため、しっかり準備しておきましょう。
機能が充実している脱毛機を選択する
セルフ脱毛サロンは接客がほとんど必要ないため、顧客が脱毛効果を実感できることが重要です。そのためには、高性能で脱毛効果の高い業務用脱毛機を導入することが重要です。また、安全性が確認された国産の脱毛機を選ぶことで、顧客からの評価を得やすくなります。
業務用脱毛機を使用した顧客に生じるトラブルとして挙げられるのが、痛みや腫れなどです。高い効果を得るために光の照射レベルを強めに設定する傾向がありますが、照射レベルが強すぎるとやけどなどのトラブルを引き起こすリスクがあります。しかし、安全性を重視して照射レベルを弱めすぎると、脱毛効果が低下し、リピーターが増えにくくなります。
適切な照射レベルで脱毛効果が得られる業務用脱毛機を導入することが重要です。また、美肌ケア機能が搭載されている製品を選択肢に入れることも検討すべきです。
セルフ脱毛サロンを開業するメリット
セルフ脱毛サロンを開業する主な利点として、以下の3点が挙げられます。
- 人件費を押さえられる
- 競合相手が少ない
- 資格不要で開業できる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
人件費を抑えられる
セルフ脱毛サロンでは顧客自身が業務用脱毛機を使用して施術を行うため、スタッフの接客を大幅に減らせます。その分人件費を削減できるため、経費の大半を人件費が占める従来型の脱毛サロンに比べて、運営コストを抑えられる点が利点です。
また、開業費用も抑えられる点が特徴です。スタッフを教育する経費がかかりませんし、面接の負担も減らせるため、業務効率が向上します。また、従来型の脱毛サロンよりも狭いスペースで運営できるため、テナント費用を抑えられる点も利点です。
競合相手が少ない
セルフ脱毛サロンの数は増加傾向にありますが、まだ数が限られているため競争率が低いことが利点です。今後の需要拡大が見込まれるため、参入の余地があると考えられます。地域の特性や人通り、ターゲット層を考慮し、需要が高まると予想される場所を選ぶことが重要です。
資格不要で開業できる
医療脱毛は医療資格を持つ人でないと施術が行えませんが、光脱毛は資格がなくても脱毛サロンを開業できます。セルフ脱毛サロンでは顧客自身が施術を行うため、スタッフが資格を取得する必要はありません。準備が整えば比較的短期間で開業できる点も、セルフ脱毛サロンの大きな特徴です。
セルフ脱毛サロンを開業する際におすすめの業務用脱毛機
セルフ脱毛サロンを開業する際には、高性能な業務用脱毛機の導入が重要です。業務用脱毛機として「epi Move(エピムーヴ)」を例として挙げます。
epi Moveには、例えば以下のような特徴があります。
- 2度打ちの必要がない
- コストパフォーマンスが高い
- 多くの機能を搭載している
- タッチパネルで扱いやすい
一般的な業務用脱毛機は、施術箇所に2回光を照射することで脱毛効果を高めます。epi Moveは1度の施術で脱毛効果を得られるため、短時間で効率的な施術が可能です。2度打ちの必要がない分エネルギー消費も小さく、コストパフォーマンスも高いです。
さらに、脱毛機能だけでなくフェイシャル機能やバストケア機能が搭載されているため、エステマシンとしても活用できます。すべての機能がタッチパネル方式で、機械操作に不慣れな人でも使いやすい仕様となっています。
有人の脱毛サロンだけでなく、セルフ脱毛サロンにも導入しやすい業務用脱毛機です。
セルフ脱毛サロンに「HydroSkin Move」を導入しましょう
豊富な機能と使いやすい仕様が特徴のepi Moveは、さまざまなオプションを提供していることも特長です。保証制度に加え、スタッフ教育や経営支援セミナーの提供など、サロン経営を支援するためのオプションも用意されています。
セルフ脱毛サロンの開業を検討している方には、開業支援も行っています。詳細についてはお問い合わせください。epi Moveの詳細は以下のホームページでご確認いただけます。