業務用脱毛機の中には、光フェイシャル機能が搭載されている製品があります。脱毛と光フェイシャル、両方の施術ができることで、お客様にとってもサロンにとっても大きなメリットがあります。本記事では、光フェイシャル機器を導入するメリットや、導入方法を中心に解説します。

光フェイシャル機器とは

光フェイシャルは、フェイシャル機能を搭載した脱毛機を用いて行う施術で、肌に光を照射してメラニン色素や毛細血管に作用し、さまざまな肌の改善効果が期待できます。

代表的な効果としては、光フェイシャルによって乱れたターンオーバーのサイクルを整えることで得られる美肌効果です。ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の新陳代謝が衰えてメラニン色素が体外に排出されず、シミになってしまいます。

また、毛穴に皮脂や老廃物が詰まることでニキビが発生するなど、ターンオーバーの乱れが引き起こす肌トラブルは多岐に渡ります。光フェイシャルによってターンオーバーのサイクルが整うと、肌本来の代謝機能が蘇り、トラブルを改善させる力を取り戻して美肌に近づけます。

ほかにも、光フェイシャルの搭載された脱毛機を使用することで、毛穴が目立ちにくくなる効果や、メイクのりがよくなるなどの効果も期待できます。

光フェイシャル機器の業務用と家庭用の違い

業務用と家庭用の最も大きな違いは「出力レベル」です。脱毛機では熱を含む光を照射するため、出力レベルが高いとやけどなどを起こしてしまう可能性があります。そのため家庭用は業務用よりも出力レベルを低く設定した製品を販売しています。安全に使用できる点は大きなメリットですが、業務用と比較すると効果を感じにくい点がデメリットです。

脱毛機の大きさも、業務用と家庭用では異なります。業務用は高い出力が可能であることに加え、スムーズに施術ができるよう機器が大きめです。家庭用は手軽に施術できることを目的としているため、片手でも簡単に使用できるようコンパクトな作りになっています。

また、家庭用は業務用と比較して簡単に操作できるように構成されています。機械の操作に慣れていない人でも気軽に、いつでも利用できる点が特徴です。ただしセルフケアで行う分、部位などによって施術が難しいことがあります。

業務用光フェイシャル機器を導入するメリット

売上向上につながる

脱毛だけでなく、光フェイシャルによる美肌効果を得られることで、お客様の興味を引くことができ、売上アップにつながります。家庭用の光フェイシャルよりも効果を感じやすいため、サロンで施術を受けたいと考える人は多いはずです。さらに、脱毛は施術が完了してムダ毛の再生が止まれば、施術もそこで終了します。

しかし、光フェイシャルは肌のメンテナンスのために定期的に通う必要があるため、脱毛が終了してもお客様がサロンを継続して訪れる可能性が高まります。また、脱毛と美肌ケア2つの効果を1度の施術で受けられることは、お客様にとっても大きなメリットがあります。

施術時間を短縮できる

フェイシャルは、エステティシャンがハンドマッサージなどでケアをするメニューもあります。しかし1人のお客様に対する施術時間が長くなるため、回転率が悪い点がリスクです。光フェイシャルであれば、光を照射することで施術が完了するため、1人あたりの施術時間を短縮でき、お客様の回転率を上げられます。

ハンドフェイシャルで1人あたり1時間以上かかる施術も、光フェイシャルであれば、長くても数十分で完了します。施術におけるスタッフの身体的負担が小さいので、ハンドケアよりも多くのお客様に対応できる点もメリットです。

低コストでサロンのメニューを増やせる

光フェイシャル機能が搭載された業務用脱毛機を導入する際には、当然ながらコストがかかります。しかし、効率的な施術で回転率を上げることで、コストを回収しやすいです。また、脱毛機にフェイシャル機能が搭載されているため、別途フェイシャルマシンを導入する必要がない点も、コストダウンにつながります。

エステティシャンの技量で質が左右されない

それぞれのスタッフが自らの手で施術を行うフェイシャルは、エステティシャンの技量によって施術のクオリティが変わります。施術の上手いスタッフとそうでないスタッフで分かれてしまうと、サロンのクオリティを統一できません。

また、施術の上手いスタッフに予約が集中すると、そのスタッフの身体的負担が増えます。光フェイシャルを搭載した業務用脱毛機であれば、どのスタッフが対応しても技術的な差が大きくないため、安定したサービスを提供できます。すべてのお客様に同じ施術を施せることで、お客様はいつでも不安なくサロンに通えます。

業務用光フェイシャル機器の導入方法

新品・中古品の購入

新品や中古品を購入すれば、サロンで自由に利用することが可能です。ただし、光フェイシャル機能を搭載した業務用脱毛機は高価であることが多く、一括購入が難しい場合もあるでしょう。その場合、分割で支払うことでまとまった費用がなくても購入できます。

分割払いを選択する場合、金利を確認することが重要です。高金利だと支払総額が大きくなってしまうため、可能な限り金利の低いオプションを選ぶことをお勧めします。

リースの活用

リースは、リース会社が製品を購入し、サロンに機器を貸し出します。新品を購入する費用がない場合、リースであればまとまった費用を用意できなくても、すぐに導入できる点がメリットです。また、固定資産税を支払う必要がない、長期の契約で割安になるなどのメリットもあります。

デメリットは、ある程度長期間の契約が基本となる場合が多いこと、中途解約を原則不可としているリース会社が多い点です。やむを得ない事情で中途解約をするときは、残りの契約金または違約金を支払わなければならないケースがある点も、デメリットだといえます。

レンタルの活用

レンタルは、レンタル会社から月額料金を支払いながら機器を借りる導入方法です。リースと似ていますが、レンタルは短期間の契約が可能であることが多い点に違いがあります。リース同様まとまった費用がなくても導入できる点がメリットです。

デメリットとしては、リースよりも費用が高いこと、また希望するモデルが借りられない場合があることが挙げられます。リースとレンタルでメリットとデメリットが異なるため、サービス内容や提供しているモデルなどをチェックしたうえで導入を検討しましょう。

業務用光フェイシャル機器のおすすめ商品

epimoveは、光フェイシャルとバストケア機能が搭載された業務用脱毛機です。他の業務用脱毛機では施術箇所に対して光を2度照射する必要があるものが多いですが、epimoveは一度の照射で効果を得ることができます。

パネル操作のため、施術中の操作が容易であり、電源を入れた後すぐに冷却することなく施術を開始できるため、施術時間を短縮し効率が向上します。フェイシャルとバストケアは、ワンタッチでメニューを切り替えられるため、この点からもスムーズな施術を実現します。

光フェイシャル搭載の業務用脱毛機を導入しよう

「はいぽけっと」では、光フェイシャル搭載の業務用脱毛機「epimove」を提供しています。導入後研修を何度でも無料で行うほか、フォローアップ研修を定期的に開催するなど、導入後のサポートが充実している点が大きな特徴です。

はいぽけっと独自のオリジナル保険も展開しており、施術によるやけどや機械の故障など、さまざまなトラブルに適用できます。保証やアフターフォローが充実した光フェイシャル搭載の業務用脱毛機を導入したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。