美肌を目的とした施術にはさまざまな種類があり、お客様の肌質や希望に合わせて複数のメニューを導入するサロンが増えています。そのなかでも、ハイドラフェイシャルは肌への負担が少なく、美容目的のケアとして取り入れられている施術です。
そこで本記事では、ハイドラフェイシャルの特徴や施術内容、効果、注意点などを解説します。ハイドラフェイシャルにおすすめのエステ機器もまとめてありますので、ぜひ最後までご覧ください。
ハイドラフェイシャルとは？
ハイドラフェイシャルとは、水と美容成分を使用する施術です。ここでは、ハイドラフェイシャルの施術内容や流れ、ケミカルピーリング・ダーマペンとの違いについて解説します。
施術の内容
ハイドラフェイシャルでは、肌を柔らかくした後に皮脂や角質を吸引し、保湿成分を含む美容液を導入します。水と美容成分を併用するため、刺激を感じにくい施術です。
美容成分を導入しながらピーリング効果を得られるため、効率的なケアが見込まれます。痛みを感じにくい点も、ハイドラフェイシャルのメリットです。
施術の流れ
ハイドラフェイシャルの流れは、以下の通りです。
- クレンジング：専用のクレンジング剤を皮膚に塗布して、毛穴の奥に詰まった汚れを浮きやすくする
- ピーリング剤の塗布：古くなった角質を剥がれやすくする
- 毛穴ケア：トルネード水流を肌に当てながら、毛穴の汚れや余分な皮脂、角質を吸引する
- 保湿：保湿成分を導入して肌に潤いを与えながら、鎮静させる
- 美容液の導入：皮膚の表面に抗酸化作用のある薬剤とペプチドを導入して、肌を保護する
ケミカルピーリング・ダーマペンとの違い
ハイドラフェイシャルがケミカルピーリングやダーマペンと異なる点は、痛みの少なさです。肌の健康状態を整える目的は同じですが、アプローチが異なります。
ケミカルピーリングは肌に薬剤を塗布して角質を溶かす施術ですので、肌が刺激を受けて痛みを感じたり、腫れや炎症を起こしたりするおそれがあります。ダーマペンは、ごく細い針で肌に小さな穴を開けて肌のターンオーバーのサイクルを整える施術です。ケミカルピーリングと同様に肌に刺激を与えるので、痛みを感じることがあります。
ハイドラフェイシャルは水と美容成分を用いるため、肌への刺激が少ない施術です。ダウンタイムも短く、大きな副作用の心配がありません。
ハイドラフェイシャルの効果
ハイドラフェイシャルには、主に以下の効果が期待できます。
- 毛穴の汚れや角栓を除去して肌をクリアにする
- 古い角質を取り除きターンオーバーを促進する
- ニキビや皮脂の詰まりを予防する
- くすみや小じわを改善し明るい肌へ導く
- 保湿成分を浸透させて肌の潤いを保つ
それぞれの効果について、詳しく解説します。
毛穴の汚れや角栓を除去して肌をクリアにする
クレンジング剤とトルネード水流の力で毛穴の汚れや角栓、古い角質などを除去するので、肌がクリアになります。特に、小鼻周りは他の部分よりも皮脂が出やすく、毛穴の汚れや詰まりが起こりやすい部位です。
セルフクレンジングでは毛穴汚れまで落としきれないことがありますが、ハイドラフェイシャルなら肌に負担をかけずにすっきりと毛穴をきれいにできます。
古い角質を取り除きターンオーバーを促進する
古い角質や毛穴の汚れが除去されることで、肌本来の働きが整い、ターンオーバーのサイクルが正常化しやすくなります。ターンオーバーが促進されると、メラニンや汚れを自ら排出しやすくなる点がメリットです。
ニキビや皮脂の詰まりを予防する
毛穴の詰まりが原因でニキビが発生するため、汚れや皮脂を取り除くことでニキビ予防に役立ちます。美肌目的だけでなく、ニキビに悩む人にも取り入れやすい施術方法です。
くすみや小じわを改善し明るい肌へ導く
毛穴の詰まりが解消されることで、黒ずみの軽減が期待できます。また、美容成分を導入することで、ハリ感が出て小じわが目立ちにくくなります。
保湿成分を浸透させて肌の潤いを保つ
施術中に保湿成分を導入するため、乾燥しやすい肌も水分を保持しやすくなります。保湿はターンオーバーの正常化やシミ・しわ対策にも重要なため、ハイドラフェイシャルの大きな魅力です。
ハイドラフェイシャルの注意点
ハイドラフェイシャルの注意点には、以下の4点が挙げられます。
- 施術直後は日焼けや強い刺激を避ける
- 敏感肌・乾燥肌には赤みや痛みが発生しやすい
- アレルギー体質の方は使用成分を確認する
- 信頼できるエステサロンを選ぶ
ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。
施術直後は日焼けや強い刺激を避ける
ハイドラフェイシャルの施術直後は、肌がデリケートな状態です。紫外線や刺激による影響を受けやすいため、日焼けや刺激の強いコスメの使用などは避けるように、サロン側からお客様にご案内する必要があります。
また、肌が弱い人は紫外線を浴びると炎症やシミにつながるおそれもあるため、施術後は帽子を被るなどの紫外線対策も重要です。
敏感肌・乾燥肌には赤みや痛みが発生しやすい
ハイドラフェイシャルの刺激は、ケミカルピーリングやダーマペンと比較して小さいですが、敏感肌や乾燥肌には一時的に赤みや痛みが生じるおそれがあります。施術の刺激が原因ではなく、肌表面の汚れがなくなったために一時的に生じる状態です。
一般的に、肌の赤みや痛みは数時間以内に治まりますが、事前にお客様にご説明しましょう。
アレルギー体質の方は使用成分を確認する
アレルギー体質の方がハイドラフェイシャルを受けると、肌トラブルが生じるおそれがあります。過去に美容施術を受けてアレルギー反応を起こした経験のあるお客様には、施術を控えていただくことが望ましいです。
エステサロンのカウンセリング時には、お客様にアレルギーの有無を必ず確認してください。たとえば、アスピリンにアレルギーのある人は、施術を受けることができません。ハイドラフェイシャルで使用する薬剤の中に、アスピリンと同じ成分であるアセチルサリチル酸が配合されているタイプがあるためです。
信頼できるエステサロンを選ぶ
ハイドラフェイシャルは肌への負担が少ない施術ですが、正しい知識と技術を持ったサロンで施術を受けないと、トラブルに発展してしまう恐れがあります。施術を受ける際は、信頼できるサロンで受けることが望ましいです。
サロン側では、お客様の信頼を獲得できるように、丁寧なカウンセリングと確かな施術、アフターフォローを提供しましょう。
ハイドラフェイシャルにおすすめのエステ機器
はいぽけっとが取り扱っている「HydroSkin Move」は、効果的なハイドラフェイシャルをお客様に提供できるエステ機器です。1秒間に25,000～28,000回の超音波振動を発生させて、毛穴の汚れや皮脂を取り除きます。フェイシャル用とボディ用のピンがあるので、全身のお手入れに使用できる点が特徴です。
操作はタッチパネルで行えるので、機械の操作が苦手なスタッフでも簡単に施術に入れます。お客様により品質の高い施術とサービスを提供できるように、スタッフ育成のバックアップサービスや充実した保証期間も魅力です。以下のページで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ハイドラフェイシャルに適したエステ機器を選ぼう！
ハイドラフェイシャルに適したエステ機器を選ぶ際は、より効果的な施術を提供できるだけでなく、プラスアルファのメリットがある製品を選びましょう。たとえば、1台で複数の施術が提供できるエステ機器を導入すれば、コスト削減や顧客満足度の向上につながります。
「HydroSkin Move」は、EMSやポレーション機能がついており、1台で複数の施術を提供できるエステ機器です。ハイドラフェイシャルの導入を検討しているサロン関係者の方は、ぜひ以下のページもご覧ください。
